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「うー…」


店長「Aー、どうせもう無理でしょ。諦めな?」

「やだ」


反抗するようにまた1杯を飲みほす
ついに13杯目


龍友「Aちゃん大丈夫ー?」


目の前の龍友くんがからかうように顔を除いてくる


「うっさい…」


亜嵐「もう目潤んでるじゃん!辛いならやめときな?」


玲於「いやーさすが龍友くん大人気ない。笑」

涼太「でもAも強いねぇ」


「一応…強い方に入るんですよ…涼太くん…」


涼太くんのいつの間にかの呼び捨てに突っ込むことも出来ないくらい今はわりと余裕が無い


14杯目を飲みほすが
さっきから龍友くんが、私が1杯飲んだら自分も1杯飲み
常に1杯分離れてるようにしてくる。
すんごく腹が立つ



「…トイレ」

玲於「吐く?」

「お酒飲んで吐いたことないんで」


嬉しそうに聞いてくる玲於くんをにらむ


玲於「あははっ、おもしろー。笑」



少し足元をふらつかせながらトイレに行き
用を足し終わってドアを開けると



龍友「ね、Aちゃん。そろそろ負けましたーって言ったほうがいいよ」


と酔ったそぶりがまったく無い龍友くんが壁にもたれながら
余裕そうにいきなり言ってきた


「まだ負けてないんで!」


と少し叫んだ自分の声に頭がふらっとして


龍友「わ、っと。あぶな」


咄嗟に龍友くんの左腕を右手でつかみ、私の体重を龍友くんの胸板と背中に回った右腕が支えてくれた


龍友「ほら、負けでしょ?」

「やだ…脱ぎたくないぃ…」


"俺が勝ったら何してくれんの?"
"なんでもいいですよ"
"んー、じゃあ…ここで全部脱いで"


さっきの言葉を思い出して、いやだと駄々をこねてしまう


龍友「Aちゃんがここで負けましたって言うたら無しにしたるわ。」


な?って龍友くんの胸にほっぺたをべったりつけてる私の顔を上から覗こうとしてくるのが分かる

何、この人
近いよ。

ふわふわした頭で必死に考える


「…だって…ガキって言ってくるもん…」

龍友「だから、ほんまに可愛いって意味で言うたんやん。分かるやろ?ん?」


なんて言いながら頭を撫でてくる


なんだこの人。これが大人の余裕なのか
なぜか安心してしまっている自分がいる



「…負けました…」



いろんな意味で。

8→←6



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設定タグ:GENERATIONS , 数原龍友 , 三代目JSoulBrothers   
作品ジャンル:恋愛
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まるげりーた(プロフ) - すぬーさん» ありがとうございます!!頑張ります(*^^*) (2018年6月18日 13時) (レス) id: 7dbdbb8604 (このIDを非表示/違反報告)
まるげりーた(プロフ) - さやさん» え、そうなんですね…(´・_・`)そういうの疎くて…でも、小説なのでストーリーに加えたかったりするんです(;_;)これからもよろしくお願いします!! (2018年6月18日 13時) (レス) id: 7dbdbb8604 (このIDを非表示/違反報告)
まるげりーた(プロフ) - シーザーさん» わーー嬉しいです!ありがとうございます!!これからもよろしくお願いします(><) (2018年6月18日 13時) (レス) id: 7dbdbb8604 (このIDを非表示/違反報告)
すぬー(プロフ) - 更新楽しみにしています! (2018年6月18日 0時) (レス) id: 266e933d15 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - ここ最近ニュースで取り上げられてるテーマだけど小説ならアリかな(^^;)これからの展開が楽しみです(^ ^) (2018年6月15日 15時) (レス) id: 9e18d492f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まるげりーた | 作成日時:2018年6月7日 3時

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