28 ページ28
__________
亜嵐「Aも焼酎飲んでみる?」
「ぇ。いや、うーん」
焼酎とか日本酒にいい思い出はない
どうも、弱いみたいだから
龍友「…僕と同じの飲む?」
って嬉しそうに言う龍友くん
さっきからこんな感じで、あの時を思い出させるんだ
でも、龍友くんと同じのが飲めるようになったら
いいんだろうなって思ったから
「…飲む。」
と飲んでみたものの
「はぁ…あついー…」
一気に体温が上がった
亜嵐「あははっ、ほんとに弱いんだな。笑」
かわいそーって言いながらメニューで仰いでくれる亜嵐くんに、顔を自分から前に出す
龍友「慣れたら飲めるようになるわ」
とグラスを口につける龍友くんが、掘りごたつの中で組んでた足を、あぐらに変えた
隣ってだけで距離が近かったのに、あぐらになった龍友くんの足が私の太ももに微かに当たっている
そう思っただけで、心臓が落ち着かない
ちらっと龍友くんを盗み見るけど、当たってることに気付いてないのか、そこから動かすことは無く
龍友くんがちょっと動いたり、笑ったりする度に擦れる足が、ふわふわした頭の私をドキドキさせるには十分だった
亜嵐「ちょっとトイレ〜」
と亜嵐くんが部屋を出て、龍友くんと2人きり
龍友「…A、顔けっこう赤ない?」
ふいに龍友くんが手の甲でほっぺたを触ってきた
(え、呼び捨て)
ねぇ、どうしてそんな顔してるの。
2人きりの空間と、ふいな呼び捨てと、龍友くんに触られたことで
もう頭がいっぱいになった私は
「…」
無意識に龍友くんの手首を軽く掴んで
ただ龍友くんの艶めいた目を見つめていた
龍友「…ごめんごめん」
ぱっと龍友くんが手を離した時、我に返る
「あ、ごめん…」
何やってんだ私。
1227人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「GENERATIONS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まるげりーた(プロフ) - すぬーさん» ありがとうございます!!頑張ります(*^^*) (2018年6月18日 13時) (レス) id: 7dbdbb8604 (このIDを非表示/違反報告)
まるげりーた(プロフ) - さやさん» え、そうなんですね…(´・_・`)そういうの疎くて…でも、小説なのでストーリーに加えたかったりするんです(;_;)これからもよろしくお願いします!! (2018年6月18日 13時) (レス) id: 7dbdbb8604 (このIDを非表示/違反報告)
まるげりーた(プロフ) - シーザーさん» わーー嬉しいです!ありがとうございます!!これからもよろしくお願いします(><) (2018年6月18日 13時) (レス) id: 7dbdbb8604 (このIDを非表示/違反報告)
すぬー(プロフ) - 更新楽しみにしています! (2018年6月18日 0時) (レス) id: 266e933d15 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - ここ最近ニュースで取り上げられてるテーマだけど小説ならアリかな(^^;)これからの展開が楽しみです(^ ^) (2018年6月15日 15時) (レス) id: 9e18d492f8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まるげりーた | 作成日時:2018年6月7日 3時