オトナノヒト 【数原龍友】

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「あーねむい」



今日も朝からうっとうしいくらい晴れてる。


昨日のことはあやふやに覚えてるけど、、

龍友くんとの出来事は最初から最後までちゃーんと覚えてた



「んーっ…若いっていいなぁ」



二日酔いしない！

体質もあるかもだけど。




その日のバイトに行くまでの時間

学校にいる間


ずーっと考えてた。


もやもやしてた。


忘れられない、




あの余裕のある感じ…もういっかい

今度はもっともっと


溺れたい。って





店長「おはよ」

「はよー」

店長「だんだん挨拶適当だな」

「ねぇ次亜嵐くんたちいつ来るかなー」

店長「ん？いつだろうなーまぁすぐ来ると思うよ。」


ほんとに来るかな。
休みが少ない人なのかなー


「…ね、店長」

店長「なに？」

「龍友くんってさ、どっかの社長かなんかなのかな？御曹司とか？」

店長「えっ、なんで？」

「いやぁ…あのオトナな余裕さはどこからくるんだろうなって思って」

店長「あーあの勝負ね。社長でもなんでもないよ」

「えーなんなんだろ、あの癖になる感じ」

店長「なに、好きなの？」


「…え？」


あまりにもストレートな言葉に頭の回転が止まる


「いやいやいや」


昨日会ったばっかだし


店長「気になるの？」

「んー、仲良くなってみたい。」

店長「…めずらしいね」




友達自分から作らない主義だもん。

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