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…キーンコーンカーンコーン…


 
さようならーって気怠い声が学校の終わりを教える



先生「あ、宇治橋ちょっと」


「ごめん先生、用事あるから。じゃ!」


先生「ちょ、おい!」



宇治橋!って声を聞かないふりして廊下を走り学校を出た




電車に乗りこみ、ある駅に降りる



駅の周りはいわゆる飲み屋街で
居酒屋もあれば、おしゃれなBARも沢山ある



まだ少し明るいからか、人通りのない道を歩き
一直線に向かった、その通りでも特に人目に入りにくい場所にある地下の店に入る




「店長、おはよー」

店長「おはようございます、な?」



ニコッといかつめな顔で微笑むこのイケメン(29)は、このBARの経営者さん



店長「ほんといつも来るの早すぎ」

「だってさ、寄り道する場所ないし」

店長「くそぼっちが」


なんでそんなこと言うかなぁ性格悪い。
悪態をつく店長に中指を立て、カウンターに座る



店長「ちゃんと着替え持ってきた?」

「あ!」

店長「しねよ」

「いやほんと勘弁して。何か服貸して!」

店長「帰り道襲われてしまえ」

「とか言って送ってくれるでしょ?」


知ってるよ。店長優しいもん

もう裸で帰れよ…ってため息をつく店長を見てちょっと笑ってしまう



店長「あ、今日12時からオープンするんだわ。貸し切りなんだよね。」

「え」

店長「最近来てくれるようになって、結構仲良くなっちゃった子がいてさー。今日仲間連れて来てくれるんだって」

「そんな大勢くるの?20人くらい?」

店長「いや、7人」

「7人かーい。もうちょっと入れるよこの店」

店長「まぁ訳ありでさ」


訳あり?どんな訳だろうか
ふーん、って興味なさげに反応すれば


「あ、お腹なった」


ぐぅ〜
と可愛げのない大きな音でお腹がなった


店長「ラーメン食べに行くか」

「やった!」



これがいつもの定番。
こんな何気ない時間が大好きなんだよなぁ。

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設定タグ:GENERATIONS , 数原龍友 , 三代目JSoulBrothers   
作品ジャンル:恋愛
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まるげりーた(プロフ) - すぬーさん» ありがとうございます!!頑張ります(*^^*) (2018年6月18日 13時) (レス) id: 7dbdbb8604 (このIDを非表示/違反報告)
まるげりーた(プロフ) - さやさん» え、そうなんですね…(´・_・`)そういうの疎くて…でも、小説なのでストーリーに加えたかったりするんです(;_;)これからもよろしくお願いします!! (2018年6月18日 13時) (レス) id: 7dbdbb8604 (このIDを非表示/違反報告)
まるげりーた(プロフ) - シーザーさん» わーー嬉しいです!ありがとうございます!!これからもよろしくお願いします(><) (2018年6月18日 13時) (レス) id: 7dbdbb8604 (このIDを非表示/違反報告)
すぬー(プロフ) - 更新楽しみにしています! (2018年6月18日 0時) (レス) id: 266e933d15 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - ここ最近ニュースで取り上げられてるテーマだけど小説ならアリかな(^^;)これからの展開が楽しみです(^ ^) (2018年6月15日 15時) (レス) id: 9e18d492f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まるげりーた | 作成日時:2018年6月7日 3時

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