ユンギの妹は一般人ですが大人気です。第1弾

・グクとの喧嘩・ ページ24

あいうえおさんリクエスト

《妹がメンバーと喧嘩して、実家に帰ってユンギが心配する話》



私は今、大邱にいる
Yes‼ 実家にいる！
久しぶりに大邱に帰ってきたというのにオモニとアボジは旅行に行っていて結局この広い家で1人っきりである。



事を遡ること約3時間前
宿舎で大騒動を起こした私は宿舎から逃亡し一人で大邱までやってきた。
結論から言うと、しょうもないことでグクと喧嘩したからである。


いつものように宿舎の冷蔵庫からプリンを取り出そうとした時に事件発生。

「え、プリンないんだけど」
JM「プリンなら昨日ジョングクが食べてた気がする･･･」

「は？グク！私のプリン返してよ！」
JK「は？元はと言えばAのせいじゃん」
「私なんもしてないし！」
JK「一昨日、俺のハーゲンダッツ期間限定のやつ食べたの誰だよ」
「･･･私です」
JK「だったらプリン食べてもいいよね？」
「確かにハーゲンダッツ食べたのは私だけど、そのプリンは朝から並んで私が買ったやつなんだけど！」
JK「あのハーゲンダッツ期間限定だってゆったよな？一昨日で期間終わったんだよ！」
「でも」
JK「でもでもってうるさい！
俺だってライブ後に食べようと置いてたのに」
「グクごめんなさい」
JK「謝ってもハーゲンダッツは戻ってこないし、Aなんか大っ嫌い」

「･･･私だってグクなんか大っ嫌いだわ！
私謝ったのに！確かに先にハーゲンダッツ食べたのは私だし悪いと思ったのにそこまで言わなくていいじゃん！
もういいし！実家に帰ります！」

JK「勝手にすれば？」

「･･･ｯグクのバカ！」


家に帰って1人で冷静に考えると思う。

悪いの私じゃん。

期間限定で、ライブあって買えなくて期間限定の最後の日に買って、ライブ終わりに食べようと思ってたはずなのにもうないってなったら私だって怒る。
そりゃ私のプリンだって食べたくなるし、
私のプリンはいつでも朝並べば買えるけど、
グクのハーゲンダッツは、期間限定だからもう売らないかもしれないし、
そう思ったら
私が悪いことなんて一目瞭然だ。


でも、グクの「大っ嫌い」が1番心に引っかかって私も嫌いって言っちゃったし、、


その日、私は大邱の実家で泣き疲れて寝てしまった。

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