兄が30人 ページ34
突如として背後に現れて扉を後ろ手に閉めた白娘子。
白娘「こっからは何人で戦ってもかまへんよ。
せやけど、一度戦ってしもうたら後は手ェだせへんからなぁ？」
ｴﾝﾏ「それを踏まえた上で、か。)なら、お((土「吾輩と女郎蜘蛛が行きます。」なｯ!?」
2人はエンマの前に出て、背を向けながら前の敵を見据える。
女郎「大王様は、アタシ達にとっての切り札。
それをみすみす出したりなんかしないわ。それに＿」
土「ヒントにあった不撓不屈。それから考えられる最善の相手は＿｣
2人『吾輩ら/アタシ達のみでしょう(ﾆﾔﾘ』
ニヤリと振り返りながら不敵に笑う2人。精神は強く、頭脳戦が得意な2人。
この2人でのタックを誰も相手にはしたくはないだろう。
白娘「決まったようやねぇ。ほな、始めッ!!!」
土「まずは、名乗らせてもらおうか。吾輩は土蜘蛛。元祖の大将だッ!!!」
女郎「アタシはその親戚。女郎蜘蛛、よ・ろ・し・く♡」
山犬「…………恐の門……………………山犬。」
自己紹介を合図に、お互いに足を踏み出した。
土蜘蛛が一番先に躍り出て山犬に向かって拳を振るう。
それをいとも簡単に退屈そうに躱し、体を捻った反動を使って回し蹴りを繰り出す。
山犬「……(ｸﾙｯ､ﾄﾞｶﾞｧｯ」
土「ｯ!!!(ﾊﾞｶﾞｧｧｱﾝ」
簡単に吹き飛んで壁に全身を強打する土蜘蛛。
だが、攻撃が終わったその隙を狙って女郎蜘蛛が
糸と毒を駆使して体を縛り上げ、自由を奪おうとする。
それすらも読まれているかの様に簡単に躱される。
だが避けた先には
土「ﾌｯ､掛かったな？"土遁の術"ｯ!!!(ｺﾞｵｫｵｯ」
山犬の直ぐ上に岩石が降り掛かる。だが山犬の目は
何処か客観的で、危機感を持ち合わせてはいなかった。
ただ静かに降ってくる岩に向かって手のひらを上げて
山犬「＿＿＿＿＿＿"
真っ白で、美しい、雷が岩石を砕き消した。
その雷は天から神々しく輝く犬が
今にも敵の喉笛を噛み切らんとする様に見える。
女郎「随分と珍しい妖術ねぇ?;」
それからも一進一退の激戦は続いた。
だが明らかに劣勢なのは女郎蜘蛛と土蜘蛛だった。
山犬「………早く…………………終わらせる。…………じゃないと
＿＿＿＿＿＿＿"怒られる"(ｽｯ」
山犬は口元を覆う黒い布に手をかけた＿＿
〜切り取り〜
どっかで出した筈の山犬の一人称忘れちゃった←
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黒煙(プロフ) - 竜姫さん» ありがとうございます！つ、続き急いで更新しますｯ!!!!(´；ω；｀)←ネタ切れ気味 (2018年11月9日 11時) (
レス) id: a70d2690ad (このIDを非表示/違反報告)
竜姫 - とても面白いです。続きが気になります。 (2018年11月4日 10時) (レス) id: 649e22ca45 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐(プロフ) - 青い闇の力さん» 全力で頑張りますｯ!!!!!!!!!（あ、嬉しすぎて鼻血、舞い上がりそう〜♪←← (2018年10月14日 13時) (レス) id: db5018d5ae (このIDを非表示/違反報告)
青い闇の力 - 応援しています。!!!!!!!(( (2018年10月14日 13時) (レス) id: 1ea3b01be1 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐(プロフ) - 青い闇の力さん» そう言って頂けてとても嬉しいです!!これからも勿論頑張らせて頂きます!! (2018年10月13日 14時) (レス) id: db5018d5ae (このIDを非表示/違反報告)
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