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ピピピッピピピッピピピッ……


「んん、、、、っ!?」


いつものように枕元に置いてるケータイに手を伸ばしながら、ここがホテルじゃない事を思い出してドキリとする


そうだ、私ホソク先輩のところでお世話になってるんだった


部屋を出るとしんと静まり返っていて、先輩が出掛けたのにも全然気がつかないくらい爆睡してたんだ、と、自分の図太さに笑えた




昨日の夜、朝ごはんは何がいいか聞いたら、
「明日の朝は練習室でパン食べるからいらない」
と言われ、ちょっと拍子抜け

練習室??と、思ってたら、ダンスを習ってる事をすぐに教えてくれた

全然知らなかったけど、高校・大学とダンス一筋で、今も大学の後輩何人かとダンスを続けているらしい

それで、週に何回かは朝練?みたいなのをしていて、今日はその日なのだとか、、、

だから、朝は基本いらないらしい

「その代わり、晩ご飯楽しみにしてるね〜〜!」
…なーんて、軽くプレッシャーかけられたけど。。。




パンがあったから簡単に朝ごはんを済ませ、夜のためにご飯を仕掛けておく

今夜は初めて先輩に作る訳だし、気合い入れないとっ








「あっ!ちょっとちょっとA!なんでホソク先輩と一緒じゃないの??まさか、みんなにバレるの恥ずかしくて時間ずらして出てきたとか??(笑)」


会社に着いてエレベーターを待っていると、声をかけてきたユナ

笑えるんだけどぉ!って、、、


「あのねぇ。。。全然笑えないし声デカイしウザい。」

「あ、それ言っちゃう?感謝してるんじゃなかったっけ?」

「………感謝してます。ユナさんありがとうございます。」

「もぅっ全然心こもってないっ!」


「おぉおぉ、朝からうるせぇなお前ら。そんだけ元気有り余ってんなら、仕事も頑張ってもらわないとな。」


あ、もう、、、
ユナが声デカイから厄介な人に聞こえちゃったじゃん(涙)

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作者名:+はぴこ+ | 作成日時:2017年10月31日 18時

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