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食事も終え、つまみをアテにワインを飲んでいると、明らかに先輩の様子が変わってきた
トロンとした目を擦って私の話を必死に聞こうとしているけど、すっかり酔いが回っている様子
「・・・って事があったんです!その時ユンギ先輩私に何て言ったと思います?!」
「うぅーーん。…んん?」
「ちょっと、ホソク先輩!聞いてます?!」
「んーー。う、ん、、、えっとぉ、なんだっけ、、ユンギヒョンがぁ?」
だめだ・・・全然聞いてないよ、この人
普段飲まないって言ってたし、金曜で疲れてるから余計に早く回ったのかな、
・・・そういえばボトルももう空だし
「んんーー。私も少し飲みすぎたかも。。
先輩、そろそろおしまいにしましょ。私片付けるんで、先輩はこっちに、、」
「んんーー、、」
頭がグラグラしてる先輩を立ち上がらせると、ぎゅっと肩を抱かれたみたいになる
頰に先輩の髪がサラサラと当たって、顔が近くてドキドキする
どうにかソファまで運んで、キッチンで洗い物をしていると、ゴロンと横になってた先輩が突然むくりと起きるのが見えた
洗い物を終えてソファに向かうと、目を瞑ったまま姿勢良く座っている先輩(笑)
「先輩大丈夫ですかー?今日はお風呂やめときます?
・・・ホソク先輩?」
ソファに座る先輩の前で手を振っていると、バチっと目が開いて手首を掴まれる
「・・・お風呂。一緒に入ろっか。」
はっ???
ニッコリ満面の笑みで、今、トンデモナイ事言いませんでした??(滝汗)
え、なに聞き間違い・・??
「せ、先輩・・?」
「んーー?」
「今、えっとなんと・・・(笑)」
「だから、お風呂。一緒に入ろって言ったーー。」
幻聴じゃなかったーーーーっ!!!
ていうか、指指指っ!
なんか、手首掴んでる指の動きがやらしいんですけどっ!!!
手首を指でスリスリされてるんですけどっ!!!
「かわいーー。Aちゃん顔真っ赤。」
「/////」
ちょっとーーーっ!/////
この卑猥な人は一体誰ですかーーーっ!/////
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作者名:+はぴこ+ | 作成日時:2017年10月31日 18時