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Aside
私の席は6列あるうちの5列目
昇太はというと2列目
遠い、、、、、、、。
私の隣の "柴田"という男の子はもう席についていた。
黒縁のメガネをかけ、少しサイズの大きい制服を着て
真剣な表情で本を読んでいた。
集中力をとぎらせないように___________っと。
教室内はワイワイと賑やかだった。
それとは真逆で、私と柴田くんの周りは静かだった。
ふと昇太の方を見てみると、周りの子とワイワイ話していた。
「私も昇太に負けてられない」と心で強く思って、大きく深呼吸した。
「フウーーーーーーッ」
柴田くんが気づく気配はない。
「あ、あのっ…初めまして」
#31「……あっ、ぼっ、僕ですか?」
クリクリとした大きな目でこっちを見る柴田くん。
「はいっ、私、今井Aって言います。よろしくお願いします」
ペコッっとお辞儀をすると柴田くんは、目をさらにクリクリにして
「そっ、そんなっ!こっちこそよろしくお願いします」と
私よりも深く深くお辞儀をした。
「あの、、、下の名前なんて読むんですか?」
#31「竜拓です」
「柴田、、、竜拓くん」
#31「今井、、Aさん」
「フフフッ」
#31「ハハッ」
お互いの名前を確認するだけなのに、なぜか楽しかった。
このやり取りを羨ましそうに見ている人が居るなんて
知らずに______________________________
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すなっち(プロフ) - ちーちゃんさん» 了解しました (2018年3月22日 21時) (レス) id: c32c3f8c05 (このIDを非表示/違反報告)
ちーちゃん - ありがとうございます!お願いします (2018年3月21日 20時) (レス) id: 3950307191 (このIDを非表示/違反報告)
すなっち(プロフ) - ちーちゃんさん» 大丈夫です! (2018年3月21日 16時) (レス) id: c32c3f8c05 (このIDを非表示/違反報告)
ちーちゃん - 特にありませんが、おまかせでも構いませんか? (2018年3月21日 14時) (レス) id: a589a13f8c (このIDを非表示/違反報告)
すなっち(プロフ) - ちーちゃんさん» コメントありがとうございます!ジャンルはこれがいいとかありますか? (2018年3月20日 23時) (レス) id: c32c3f8c05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆーき | 作成日時:2018年1月10日 23時