検索窓
今日:16 hit、昨日:3 hit、合計:43,126 hit

7. ページ7

Aside



 私の席は6列あるうちの5列目



 昇太はというと2列目



 遠い、、、、、、、。



 私の隣の "柴田"という男の子はもう席についていた。



 黒縁のメガネをかけ、少しサイズの大きい制服を着て



 真剣な表情で本を読んでいた。



 集中力をとぎらせないように___________っと。



 教室内はワイワイと賑やかだった。



 それとは真逆で、私と柴田くんの周りは静かだった。



 ふと昇太の方を見てみると、周りの子とワイワイ話していた。



 「私も昇太に負けてられない」と心で強く思って、大きく深呼吸した。



 「フウーーーーーーッ」



柴田くんが気づく気配はない。



 「あ、あのっ…初めまして」



#31「……あっ、ぼっ、僕ですか?」



 クリクリとした大きな目でこっちを見る柴田くん。



 
 「はいっ、私、今井Aって言います。よろしくお願いします」



 ペコッっとお辞儀をすると柴田くんは、目をさらにクリクリにして



 「そっ、そんなっ!こっちこそよろしくお願いします」と



 私よりも深く深くお辞儀をした。



 「あの、、、下の名前なんて読むんですか?」



#31「竜拓です」



 「柴田、、、竜拓くん」



#31「今井、、Aさん」



 「フフフッ」



#31「ハハッ」



 お互いの名前を確認するだけなのに、なぜか楽しかった。









 









 このやり取りを羨ましそうに見ている人が居るなんて



  知らずに______________________________



 

8.→←6.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (31 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
83人がお気に入り
設定タグ:横浜DeNAベイスターズ , 読売ジャイアンツ , プロ野球   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

すなっち(プロフ) - ちーちゃんさん» 了解しました (2018年3月22日 21時) (レス) id: c32c3f8c05 (このIDを非表示/違反報告)
ちーちゃん - ありがとうございます!お願いします (2018年3月21日 20時) (レス) id: 3950307191 (このIDを非表示/違反報告)
すなっち(プロフ) - ちーちゃんさん» 大丈夫です! (2018年3月21日 16時) (レス) id: c32c3f8c05 (このIDを非表示/違反報告)
ちーちゃん - 特にありませんが、おまかせでも構いませんか? (2018年3月21日 14時) (レス) id: a589a13f8c (このIDを非表示/違反報告)
すなっち(プロフ) - ちーちゃんさん» コメントありがとうございます!ジャンルはこれがいいとかありますか? (2018年3月20日 23時) (レス) id: c32c3f8c05 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆーき | 作成日時:2018年1月10日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。