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健大side
マッサージのお礼と言って、Aとコンビニへ向かう。
俺の隣を歩いているAは、真夏に咲くひまわりのようで
永遠にこのままで居たいと思った。
でもそれは叶わなかった。
「〜♪」
Aのスマホが鳴る。
#14「出ていいよ」
「はい」
少し離れた所でAを待つ。
「もしもし、どうしたの?」
「何?どうしたの?」
「へ…?」
「どこにっ…!?」
焦った顔をして俺のところへ来る。
#14「どうした…?」
「なんかよくわからないんですけど、昇太が早く来いって」
昇太か…
やっぱり俺じゃダメなのか…
#14「そっか…お礼は今度するな。気を付けて」
「はい…すみません」
Aはそう言って走り去ってしまった。
#14「はぁ…」
電話を終えて俺の所に戻って来る時、Aは焦っていた。
そして不安そうだった。
#14「…俺じゃ駄目なんやな…」
今にも涙が出てきそうで、全速力で走った。
#19「ん?健大?」
アイスを銜えたままの康晃と バッタリ
#14「康晃…」
#19「なんで泣きそうなの? あ、失恋?」
#14「…うっさい」
#19「すいませーん」
#14「なぁ、康晃」
#19「ん?」
#14「もし康晃の好きな人に、好きな人が居たらどうする?」
#19「諦めないかな、俺だったら」
#14「…そっか」
#19「なんかあったんか」
#14「…ねぇーよ」
#19「Aやろ…?」
は…
なぜバレたぁぁぁぁぁ…
#14「…」
#19「図星か…。たつと一緒」
#14「たつ…?」
#19「たつにも昨日同じこと聞かれた」
え…
それって…
#19「分かった?たつもAが好きなんだって」
嘘だ…
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すなっち(プロフ) - ちーちゃんさん» 了解しました (2018年3月22日 21時) (レス) id: c32c3f8c05 (このIDを非表示/違反報告)
ちーちゃん - ありがとうございます!お願いします (2018年3月21日 20時) (レス) id: 3950307191 (このIDを非表示/違反報告)
すなっち(プロフ) - ちーちゃんさん» 大丈夫です! (2018年3月21日 16時) (レス) id: c32c3f8c05 (このIDを非表示/違反報告)
ちーちゃん - 特にありませんが、おまかせでも構いませんか? (2018年3月21日 14時) (レス) id: a589a13f8c (このIDを非表示/違反報告)
すなっち(プロフ) - ちーちゃんさん» コメントありがとうございます!ジャンルはこれがいいとかありますか? (2018年3月20日 23時) (レス) id: c32c3f8c05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆーき | 作成日時:2018年1月10日 23時