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康晃side
部室に戻ると、少し不安げな表情の昇太とたつが居た。
あれ…Aが居ない。
#19「昇太」
#21「はい」
#19「Aは?」
#21「いないんです」
いない…?
なんで…?
もしかして…
俺には心当たりがあった。
#31「俺たちも探してて」
#6「電話してみたら?」
#21「はい」
〜♪〜♪
聞いたことの無い歌が部室内に流れる。
#21「Aの着信音です」
#19「マジか…」
スマホも持たずどこ行ったんだよ…。
#31「A…どこだよ」
#49「可能性は少ないけど、探すで」
副キャプテンのその一言で、俺たちは手分けして探すことになった。
A…どこだよ
無事でいてくれよ…お願いだから
俺はある場所へ、猛ダッシュした。
ガチャガチャ
鍵がかかっている。
#19「くそっ…!」
鍵を取りに行って、もう一度あの場所へ戻る。
ガラッ
#19「Aっ…!!!!」
部屋中に響く声で名前を呼ぶ。
しかし、返事は返ってこなかった。
その部屋はとてもホコリっぽくて、今すぐにでも逃げ出したかった。
でも…Aがここに居るかもしれない。
#19「A…!居るなら返事してくれよ」
ズカズカと部屋に足を踏み入れる。
部屋の1番奥にあるロッカーの前に来た。
待ってくれよ…
#19「A…?」
そこには、傷だらけでグッタリとしているAが居た。
#19「おいっ…!!!!Aっ…!!!」
返事はない。
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すなっち(プロフ) - ちーちゃんさん» 了解しました (2018年3月22日 21時) (レス) id: c32c3f8c05 (このIDを非表示/違反報告)
ちーちゃん - ありがとうございます!お願いします (2018年3月21日 20時) (レス) id: 3950307191 (このIDを非表示/違反報告)
すなっち(プロフ) - ちーちゃんさん» 大丈夫です! (2018年3月21日 16時) (レス) id: c32c3f8c05 (このIDを非表示/違反報告)
ちーちゃん - 特にありませんが、おまかせでも構いませんか? (2018年3月21日 14時) (レス) id: a589a13f8c (このIDを非表示/違反報告)
すなっち(プロフ) - ちーちゃんさん» コメントありがとうございます!ジャンルはこれがいいとかありますか? (2018年3月20日 23時) (レス) id: c32c3f8c05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆーき | 作成日時:2018年1月10日 23時