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Aside
「A-!!!」
そう呼ばれて振り返ろうとする前に、誰かに後ろから抱き着かれた。
「うわぁっ!」
#6「お-はよ」
抱き着いてきたのは坂本先輩で
周りからは "キャーッ" という声と、痛い視線が私の周りで起こる。
「先輩…重いです」
#6「ん-?なんて?」
「私、潰れます。離してください」
私の首に回っている腕を見て言う。
#6「はーい…」
しぶしぶ離れる先輩は、おもちゃを取られた犬のようだった。
ごめんなさい…先輩
#6「昇太、たつおはよ」
#21「おはようございます」
#31「坂本先輩!おはようございます」
ペコペコとお辞儀をする2人を見ていると
「んぇ?」
変な声が出てしまった。
#49「おは」
「おぉ…おはようございます…」
慎吾先輩の手が私の肩の上にある。
#49「ほらほら-!Aちゃん、スマイル、スマイル」
わざとからかうように呼んでくる。
「分かりましたから、離れてください」
ごめんなさい、慎吾先輩。
#49「は-い…」
シュンと眉毛を八の字にして、坂本先輩の方へ走っていく慎吾先輩。
気づいたら、私は一人になっていた。
#19「A、大丈夫?」
山崎先輩が近距離で顔を覗きこんでくる。
「あ…はい」
ズリズリと後ろに下がる。
トンッ
肩が何かとぶつかる。
あの時のように。
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すなっち(プロフ) - ちーちゃんさん» 了解しました (2018年3月22日 21時) (レス) id: c32c3f8c05 (このIDを非表示/違反報告)
ちーちゃん - ありがとうございます!お願いします (2018年3月21日 20時) (レス) id: 3950307191 (このIDを非表示/違反報告)
すなっち(プロフ) - ちーちゃんさん» 大丈夫です! (2018年3月21日 16時) (レス) id: c32c3f8c05 (このIDを非表示/違反報告)
ちーちゃん - 特にありませんが、おまかせでも構いませんか? (2018年3月21日 14時) (レス) id: a589a13f8c (このIDを非表示/違反報告)
すなっち(プロフ) - ちーちゃんさん» コメントありがとうございます!ジャンルはこれがいいとかありますか? (2018年3月20日 23時) (レス) id: c32c3f8c05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆーき | 作成日時:2018年1月10日 23時