.*･ﾟ .ﾟ･*.Jr. dream land 3.*･ﾟ .ﾟ･*.

告白/林翔太 ページ42

大学の単位が取れなくて、
補講。



結構人数居ると思っていたら、
気になってる、林くんと２人きり。



気になってるって言っても、
つい、林くんには
ツンツンしてしまうけど。。。


レポートを書いて、
ちゃんとできてたら合格。
単位がもらえるらしいけど。。。


レポートが大の苦手な私は苦戦中。



「なぁなぁー。。
魅力ってどう書くっけー？」

『。。。ぐぐって。』

「えー。」

しばらく真面目にしていた林くん。


「よし。」

『終わったの？』

「終わったー！笑」
といいながら伸びをする。


帰ってしまうのかぁ。。。
寂しいなぁなんて思っていたけど、


林くんは立ちあがる気配もない。

『。。。帰んないの？』

「。。もう少しだけいる。
ほら、早くやらないと暗くなっちゃうよー。」


と、急かされてやるものの、
なかなか終わらない。


「。。。あのさ、」

『んー？』



「。。。今俺がさ、

Aのこと「好き。」
って言ったら怒る？」


『へ、』


「ずっと好きでした。」

『な、なんで今いうの、』


「2人っきりだから。
Aいっつも俺のこと避けるし。


俺の事好きでしょ？」
ニヤリと笑う。



『。。れ、レポートよりは好き。』



「ふはっ！笑

いつか必ず大好きって言わせるから。笑」



今は素直になれないけど、

いつか言えたらいいな。
『大好き』って。

作者より！！→←告白/江田剛

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す