特別。/萩谷慧悟 ページ28
はるかさんリクエスト!
こんな感じでよかったでしょうか?
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今日は月曜日。
好きな授業がなくて、
なんとなく、
ただただ、なんとなく学校をさぼってしまった。
特にすることもなくて、
学校の最寄り駅から、学校とは逆方向へ。
見つけた小さな公園。
平日ってこともあって、小さい子が砂場で遊んで、
お母さんたちがベンチで座談会してる。
あ、ブランコ。
小さいとき好きだったなぁ。。。
なんて思いながらブランコに座ってみた。
そんな時ポケットから感じる小さな振動。
開いてみると隣の席の男の子。
クラス替えがあって、初めて話した子。
萩谷くん。
みんなから萩ちゃんって呼ばれてたから
私も萩ちゃん呼び。
<[今日いないのー?]
[公園なうだよー。]>
<[え、なんで?]
[なんとなく。ぶらぶらしてたら見つけたの。]>
<[学校こないの?暇なんだけど。]
[暇そうだったからいかなかったのー。]>
<[わかった。じゃあそこ動かないでね!]
[え、なにが?]>
え、何がわかったの???
まぁ動く気はなかったけれど。
連絡が来なくなった携帯をポケットにいれて。
久しぶりに乗ったブランコで揺られながら
ボーっとしていると、
頬に突然感じた冷たさ。
『ひゃっ!』
「へへへー。みーっけたっ!」
と言いながら差し出されたジュースを受け取る。
『よくわかったねー。』
「この辺で公園ってここしか知らないから。笑」
と言って隣のブランコへ。
『学校は?』
「抜けてきたーっ!」
『なんで。笑』
「だって。。。
Aが来ないと、
楽しくないから。」
持っているジュースを見つめながら言う彼。
『萩ちゃん友達沢山いるじゃん。』
「友達とAは別なの!」
『なにそれ。笑』
「Aは特別ってこと!」
『えっ?』
「だから。。。サボるときはちゃんと言って?
俺も一緒にサボるから。」
今日から特別な存在に。
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優希 - 初めまして!They武道の作品がまた見たいです! (2015年7月12日 12時) (レス) id: cb01cee40f (このIDを非表示/違反報告)
たまごん(プロフ) - はじめて。大好きなtheyの作品が少ないので、取り上げて下さって嬉しいです。メンバーさんのいいところ、すごく捉えてらっしゃって嬉しい♪これからも楽しみにしています! (2015年6月24日 2時) (レス) id: 476d4a1d1f (このIDを非表示/違反報告)
つかっしー(プロフ) - ♪さおりんご♪さん» 了解です!(°▽°) (2014年9月23日 23時) (レス) id: 5fe55c739a (このIDを非表示/違反報告)
♪さおりんご♪(プロフ) - はじめまして!♪さおりんご♪ともうします。リクエストいいですか?Snow Manの壁ドンお願い致します!もしよければ、私の小説に遊びに来てください! (2014年9月23日 23時) (レス) id: 3ebfc50073 (このIDを非表示/違反報告)
つかっしー(プロフ) - みるきーさん» 了解です!(*‘ω‘ *)頑張りますー!(*´∀`*) (2014年9月14日 13時) (レス) id: 5fe55c739a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つかっしー | 作成日時:2014年8月3日 2時