第15話 ページ17
A「んーーっ！！！」
あの後、眠りにつき目が覚めると私は口と目を布で覆われ身動きがとれない状態で横たわっていた
男2「いやあこりゃ上玉の女だな」
視界が覆われていて見えないが恐らく複数人の男たちが私の目の前にいる
狙いはおそらく一虎くん
目が覚めた時に男が一虎くんらしき人に連絡している声を聞いた
男3「でもほんとにあいつくるんすかね？」
男2「怖気づいて彼女捨てんじゃね？ｗｗｗ」
男4「あははっ！」
・・・来るわけない
所詮私たちはほんとの恋人じゃない、一虎くんは別に私のこと好きなわけじゃないんだから
私は心のどこかで諦めていた
男1「ま、あいつが来なけりゃこっちで楽しめばいいんだからよ」
男4「なあもうヤッちまおうぜ！！俺もう我慢できない！！！」
男の一人が私の制服に手をかける
A「！！！？？？」
ブラウスのボタンが引きちぎられ、肌が露わになる
出来る限りの抵抗をするも手を縛られている上に他の男に体を押さえつけられる
いやだ
誰か
助けて
圭介・・
一虎くんっ・・・！
一虎「おい」
聞きたかった声が私の耳に入る
でもその声はいつものような無邪気で意地悪な声色の一虎くんの声ではなかった
低くてドスの利いた、初めて聞く声だった
男2「あ？」
恐らく一斉に一虎くんの方を見ているのだろう
男たちの手が止まった
一虎「・・・・何してんの」
男3「おいおいもうちょっとだったのによぉ」
男1「まあいいさ、痛めつけた後に目の前で彼女が襲われてる所見せた方がいい絵になるだろ」
男2「賛成ー♪」
周りから男たちの気配が消える
A「んー！！！」
なんで来てくれたの
逃げて
そう伝えようとしても布で覆われた口では叫ぶことができなかった
男1「ぼこぼこにしてやるよ」
男4「ひゃは♪くらえこのっ・・！！」
バキッ！！
男4「ぐはっ！」
耳に人が殴られたような鈍い音が入る
男2「な・・・なんだこいつ」
途端に静かになった
男たちが立ち尽くしているのだろうか
するといきなり手と口を締め付けていた圧迫感がなくなる
しかし視界は暗いままだった
A「ぷはっ・・・・！一虎くん！？」
一虎「・・・耳、塞いでろ」
A「え・・・？」
一虎「いいから」
一虎くんの真意が分からず頭にはてなマークが浮かぶ
言われるがまま私は耳を塞ぐ
耳を塞ぐ直前に一虎くんのピアスがリンと鳴るのが聞こえ安心した
ああ、本当に一虎くんが来てくれたんだ・・・
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レナ(プロフ) - ロキロカさん» ロキロカ様！ありがとうございます！楽しみにして頂けると嬉しいです！ (2021年8月26日 14時) (
レス) id: fa520e0763 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - すたーさん» すたー様！コメントありがとうございます！更新は波がありますが気長にお待ち頂けると幸いです！ (2021年8月26日 14時) (レス) id: fa520e0763 (このIDを非表示/違反報告)
ロキロカ - レナさん» では楽しみに待っています！ (2021年8月25日 21時) (レス) id: b7f1a55b66 (このIDを非表示/違反報告)
すたー(プロフ) - めちゃくちゃおもしろいです！更新楽しみにしてます！ (2021年8月24日 23時) (レス) id: f613f7667d (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - ロキロカさん» ロキロカ様！コメントありがとうございます！申し訳ないのですが作品の内容に関する質問・要望には一切お応えできません汗（一度答えるとキリがないので）ご了承ください。ただ一つだけ言うと最終的な結末は決めているので気長にお待ち頂けますと幸いです。 (2021年8月24日 13時) (レス) id: fa520e0763 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レナ | 作成日時：2021年7月19日 22時
