第10話 ページ12
昼休み
一人でベンチに座りお弁当を食べながら携帯を覗く
A「・・・・おかしい」
海に行ってから一虎くんからのメールの頻度が増えた気がする
「今なにしてんの？」
「暇な日ある？」
とか短い文章のメールをよく送ってくるようになった
なんの心境の変化だ
そんなに海気に入ったのかな？文句言ってたけど
それともアイスがおいしかったのか？？
千冬「Aさん？なにしてんすか？」
頭上から声がし、見上げると千冬くんがいた
手には購買で買ったであろうやきそばパンと牛乳
A「圭介は？」
千冬「あー・・教師に呼び出しくらってます・・・」
また小テストでやらかしたのか
そろそろ教師に泣かれるのではないか
千冬「隣いいすか？」
A「もちろん、私も友達が委員会で一人だったから嬉しい」
千冬くんはやったと笑い隣に腰かけた
そういえば千冬くんって少女漫画好きだったよな？
恋愛とかそっち方面詳しいかもしれない
A「ねえ、千冬くんはいつも圭介とペヤング半分こして食べてるじゃない？」
千冬「はい」
A「私と圭介が食べ物半分こして食べるのって普通じゃないの？」
千冬「えっ！？」
千冬くんは予想外の質問に驚き食べようとした手を止めた
A「い、いや友達に『男と食べ物分けるのが普通は警戒心なさすぎ』って言われて」
千冬「はぁ・・」
A「でも圭介とは小さい頃からそういうことしてたから今更って感じだし
でもやっぱり彼氏とかできたら彼氏はそういうの嫌がるのかな」
千冬くんは返答に困っているのか腕を組みうなっていた
千冬「うーん・・俺は二人のこと良く知ってるんで違和感ないすけど
でもやっぱり大抵の人は意識するのが普通だと思います」
A「もし私がいま千冬くんが食べてるそのパンを食べて間接キスになったら意識する？」
千冬「はっ！？」
私の言葉が衝撃だったのか手に持っていた焼きそばパンが一瞬宙に浮く
千冬「そそそそういうこと軽々しく言ったらだめです！///」
千冬くんは顔を赤くしながら大声で叫んだ
A「ごめんごめん！例えばの話！！
そっかぁ、私と圭介が普通じゃないのか・・・」
確かに今圭介に食べ物渡されても普通に食べられるし意識しない自信もある
でもこの前一虎くんと間接キスしたって考えると少しドキドキしてしまう
一虎くんもそうだったのかな
千冬「ほんっと心臓に悪いから勘弁してくれ・・」
隣で千冬くんは項垂れていた
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レナ(プロフ) - ロキロカさん» ロキロカ様！ありがとうございます！楽しみにして頂けると嬉しいです！ (2021年8月26日 14時) (
レス) id: fa520e0763 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - すたーさん» すたー様！コメントありがとうございます！更新は波がありますが気長にお待ち頂けると幸いです！ (2021年8月26日 14時) (レス) id: fa520e0763 (このIDを非表示/違反報告)
ロキロカ - レナさん» では楽しみに待っています！ (2021年8月25日 21時) (レス) id: b7f1a55b66 (このIDを非表示/違反報告)
すたー(プロフ) - めちゃくちゃおもしろいです！更新楽しみにしてます！ (2021年8月24日 23時) (レス) id: f613f7667d (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - ロキロカさん» ロキロカ様！コメントありがとうございます！申し訳ないのですが作品の内容に関する質問・要望には一切お応えできません汗（一度答えるとキリがないので）ご了承ください。ただ一つだけ言うと最終的な結末は決めているので気長にお待ち頂けますと幸いです。 (2021年8月24日 13時) (レス) id: fa520e0763 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レナ | 作成日時：2021年7月19日 22時
