NO.90 ページ12
エースのバイト先というのは商店街の一角にあった
いつも行列ができる居酒屋で､この店の名前を知らない人はいないのではないかというくらいの超人気店
死ぬまでに1度は行きたい居酒屋ランキング1位獲得の…
｢白ひげ屋だ!!｣
『おぉっ!!初めて生で見た…!!』
店の前の白鯨がモチーフの看板には黒く力強く"白ひげ屋"と書かれている
エースはルンルンしながら開店前の店のドアを勢いよく開け放つ
｢ん?悪ぃがまだ開店前ですよーっと｣
うわ｡あの人に頭にフランスパン付けてるんですか?って質問したら怒られるかな
｢おい､サッチ!A連れて来たぞ!!｣
｢…なんだ､エースか｡綺麗なオネーサマかと思ったのに｣
｢なんだってなんだよ!約束通り､A連れて来たぞって!!｣
｢えっ､まじか!あの噂の妹ちゃん!?｣
う､噂の!?
｢サッチさん､いつも"うちの"エースがお世話になってます!｣
…"うちの"を強調したように聞こえたのは私だけだろうか???
｢いやいやー､毎回そんな丁寧に言わなくても｡サボもいるってことは弟くんもk｢来たぞ!サッチ!!｣やっぱりな!｣
｢今日もフランスパン頭にくっつけてんだな!!｣
｢ルフィくん､これはリーゼントだからね!?｣
｢しっしっし!そうか!｣
『｢｢間違っちゃうルフィ可愛い｣｣』
｢俺は可愛くねぇ!!!!｣
｢もうそれ､お決まりの流れだよなー｡で､キミがエースがバイトの度に話してくれるAちゃんだよな?｣
この人(多分サッチさん)が急に話を振ってくる(しかもデカい)ので｢あっ､多分そうかと…｣とかいうめちゃくちゃな答えになってしまった
｢自分のことなのに多分ってwよろしくな､Aちゃん｣
『よっ､よろしくお願いします…!えっと…』
｢サッチでいいぜー?｣
『あ､じゃあサッチさんで…』
｢おい､サッチ｡お前縮めよ｡デカすぎてAが困ってんだろ｣
私がサッチさんのデカさに若干ひるんでいることに気付いたエースは近くにあった椅子に上がり､サッチさんの身長をグイグイ押し縮める
｢痛い痛い痛い痛い痛い!!!分かったって!!…おー､痛てぇ…｣
エースに圧縮され床にしゃがみ込んだサッチさんは私をまじまじ見た後こう言った
｢Aちゃんって､ちっさくて可愛いなー｡おじさんと何センチくらい差あるんだろうな｣
…?私が小さいんじゃなくてあんたがデカいんじゃないか?
とツッコミたかったけど､それを抑えた私偉い
そしてこの人､距離が近い
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マリン - お久し振りです、柚女さん。更新が止まってから随分経ちますが、帰りを待っている方沢山いますよ。(勿論私を含め)更新再開が何時なのかはわかりませんが、帰ってきた時はおかえりなさいと言わせてください。 (2021年3月21日 23時) (
レス) id: 6f6628a406 (このIDを非表示/違反報告)
onepiece好き - これからも頑張ってください！精一杯応援させていただきます！！！ (2020年5月1日 21時) (レス) id: ee5607c705 (このIDを非表示/違反報告)
ゆく(プロフ) - 超応援です！期待して待ってます！再開の目処はついてますか？どっちにしろ頑張ってください！！！ (2020年1月24日 23時) (レス) id: 50396735f7 (このIDを非表示/違反報告)
柚女(プロフ) - 幻 闇波さん» 幻 闇波さん…っ､なんとお優しい(T ^ T)ｶﾝﾄﾞｳ…!応援ありがとうございます！ (2019年9月27日 1時) (レス) id: d270cf19f0 (このIDを非表示/違反報告)
幻 闇波 - そ、そんなに････私の憧れの現パロ作者様にそんなことされたら柚女さんのご家族に頭をあげられないのでやめてくださいいい泣 これからも応援してます！ (2019年9月21日 21時) (レス) id: f946edc931 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚女 | 作成日時：2019年8月17日 22時
