229「俺がクッション材」宮田side ページ29
宮田side
しかし、
そんな ふわふわした気持ちは一瞬の事で、
俺はすぐに心配へと変わった。
、、、
玉…、、この青年が何者なのか分からないのに、
そんな宣言しちゃって平気なのかよーー、、って…、、。
……、、
………
(玉森)「これからは、Aの家のエントランスで、こうやって待つのやめてくれませんか？」
「／／あっ、は、はい……、、。」
(玉森)「それと、こういう頂き物も……、これからは。」
玉が手元の紙袋に目を落とすと…
「分かりました…。
でも、それは必ず Aに渡してください！！」
青年の声に力がこもる。
(玉森)「分かりましたー。
じゃー、失礼しますー。」
玉は、またまた棒読みし、
半ばスルーな感じで Aちゃんの肩を抱き、
マンションのエントランスゲートの中へ。
俺も、その後ろをついて歩いた。
青年のことが気になるようで Aちゃんは玉に肩を抱かれながらもチラチラと後ろを振り返っている。
……、、
…そんなエレベーター前、
無言になった。
……、、
だけど、
すぐにエレベーターがやってきて三人で乗り込んだ。
……、、
何か喋らなくちゃ、、何か…、、、
こういう時、俺が2人のクッション材にならなきゃ、、、
だけど、、
何をどう…切り出せばよいのか…、、
、、、、
…そう俺は一人焦っていると、、
(玉森)「誰？
彼は。」
重い空気の中、
玉が口を開いた。
A「帆高くん…。
学生の頃まで、家が隣同士だったの…。」
肩を窄めながら話す Aちゃん。
、、、
よし！今だっ！
俺が2人の橋渡しを！！
(宮田)「へぇ〜、そうだったんだぁ〜！
ってことは、このマンションで？って事？？
今の部屋でお隣りさん同士で……」
A「うん…、そう。
大学卒業と同時に帆高くんご一家はお引越しされたんですけどね…」
(宮田)「じゃ…、Aちゃんとは幼馴染？ってことかな？？」
A「うん！そうなります！」
(宮田)「な〜んだっ！
そっか、そっかぁ〜！
ただの幼馴染かぁ〜！
一体誰なんだぁ〜って、驚いちゃったよ〜
あはははは〜」
…って……、、、笑ってるの…、、、、
(玉森)「ーー。」
A「、、、、。」
'''''俺だけじゃん'''''、、、
(宮田)「''''、、」
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りんこ(プロフ) - ソフィアさん» お返事遅くなりました。ソフィア様のコメントに確かに！と思ってしまいました。作者うっかりでした。ありがとうございました (2022年12月4日 0時) (
レス) id: 3cd5f55fb4 (このIDを非表示/違反報告)
ソフィア(プロフ) - こんばんは、いつも楽しく読ませてもらっております。焼肉のためシャワーって、主人公ちゃん！ワンピのニオイは取れませんよ！と、思ったけど、多分ラボンのファブリックミストをシュッとするんで解決！ですよね？ (2022年11月5日 20時) (レス) @page40 id: 06f6b1f19d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんこ | 作成日時：2022年9月18日 1時
