じゅうはち ページ21
『ブチャラティさん、ちょっと相談があるんですけど…』
ブチャラティ「ン?どうしたんだ?」
ミスタさんはジョルノと、アバッキオさんは1人で、兄貴はフーゴと任務に行っている。
だから、今アジトに居るのは俺とブチャラティさんだけだ
『えっと…最近、兄貴が怖くて。』
ブチャラティ「ナランチャが、か?」
『はい…』
俺は一連のことを思い出しながら話していった
『俺が他の人と一緒に居るとめちゃくちゃ見てくるし、笑顔が怖いし、寝る前に痛いくらい抱き締めてくるし…俺、なんかしたかなァ…』
それ聞いたブチャラティさんは、「あぁ」と納得した様な声を出した
ブチャラティ「大丈夫だ。それはただ大切に思われてるだけだからな。…アイツに関してはやりすぎだが。」
大切に思われてる…
とりあえず、嫌われてる訳では無い…?
まぁ、良かった……?
ブチャラティ「でも、命の危険を感じたらすぐに逃げろよ。」
『え?あっ、はい…!』
え…命の危険!?
やっぱり嫌われてる!?こ、殺そうとしたから!?
そうしていると、ガチャリとドアが開いた
ナランチャ「ただいまー!!!」
フーゴ「ナランチャ、うるさいですよ」
『あっ…兄貴、フーゴ、おかえり。』
びっっくりしたァ…
ちょっと時間がズレてたらさっきの話聞かれてたよな!?
危ない危ない…。
フーゴ「ただいま。」
ナランチャ「ン、ただいま!…」
兄貴は笑顔の後に一瞬真顔になって、こっちに近ずいてきた
そのまま目の前まで来て、ブチャラティさんをグイグイと押し、俺とブチャラティさんの間に出来た隙間に座った
そして、俺に寄りかかった
ナランチャ「あー、疲れた…。」
フーゴ「お前なぁ…誰のせいで手間かかったと思ってるんだ?」
反対に設置されているソファに座ったフーゴが呆れたような声で言った
ナランチャ「あ、あれは仕方ねェだろ!?」
兄貴が慌てたように反論する
えっと…確か、組織の金を盗んだ奴の確保…だったよな。
最近組織に反する奴ら多くねぇか?(じゅうろく、じゅうなな参照)
兄貴が何やらかしたかは知らないが、多方予想もつかない様なことをやらかしたんだろう
『はァ…ごめんな、フーゴ。うちのバカ兄貴が…。』
ナランチャ「ええッ、なんだよそれ!」
フーゴ「本当ですよ、Aの方から言っておいて下さい!」
ナランチャ「フーゴまで!」
その日は、アバッキオさんにミスタさんやジョルノが帰ってきてもわちゃわちゃと過ごした
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作者名:ねこにこみ x他1人 | 作者ホームページ:http teno1
作成日時:2020年12月24日 13時