俺のクソ兄貴【黄金の風】【男主】

じゅうご ページ18

『マジです。』
プロシュートさんが頭を抱えていると、何やらガチャガチャと音がした。
？｢や、やめろ！！何をしているんだお前は！！許可しなっ…ふ、ふあぁ〜！｣
？｢うるせぇ！！アイツはどこだー！！｣
男性の声と、何やら聞き覚えのあるあの声が。
ﾊﾞｱﾝｯｯｯ!!と、扉が勢いよく開かれる
ナランチャ｢Aーーー！！どこだーーー！！！｣
そこに立っていたのは兄貴と、焦った様子の黒髪の男だった
『あ、兄貴。』
ナランチャ｢居た…って、オイ！！なんで脱いでんだよ!?!?｣
『脱げって言われた』
ナランチャ｢処す｣
俺の一言で一気に鬼の形相になる兄貴
とりあえず寒くなってきたのでタンクトップと上着を身につけた
ナランチャ｢エアロスミス！！｣
ホルマジオ｢うわッ!?ちょ、落ち着けよ！！｣
兄貴がスタンド…あ、あれ兄貴のスタンドか。…をぶっぱなしている。
『…兄貴、落ち着けって。ここが蜂の巣になる前によォ…。』
ナランチャ｢えぇっ…で、でもよォ…！｣
わぁすごい。ホルマジオさんが言っても効果ナシだったのに俺が言った瞬間に動揺したよ。
『そんな怒ることでもねぇだろ？というか、上脱いでただけだし良いじゃあねえかよ。』
リゾット｢…プロシュート、無自覚というのはこんなにも恐ろしいものなんだな。｣
プロシュート｢ああ、そうだな…｣
何か2人が話しているが、よく分からない。
…まぁ、グダグダと帰ったのだが。



ジョルノ｢え、なんでそんなに無防備なんですか？貴方いつか襲われますよ？？｣
『う……。…いや、襲われはしないだろ。』
アジトで散々言われた。特にミスタさんとジョルノに。
ナランチャ｢あぁ。Aは俺が守るから、絶対に襲われたりだなんてしねーよ。｣
兄貴が俺の頭を撫でながら言った
『…っ？』
なんだか、兄貴の笑顔が怖かった。

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