ONAIR HOUSE 2

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「美味しかった〜、ごちそうさまでした！」




り「美味しかったね」






そしたら、もう帰ることになるかな？






り「このあとどうするか」




「帰ります？」




り「んー」






りょうさんが何やら考え込んでいる




ちょっと耳が赤い






り「もうちょい一緒にいたいなって」






へ！？




は、は、は、なになになにえっ




可愛いかよ




えっ可愛いかよ






「一緒にいます？もうちょっとだけ」






すると、りょうさんが満面の笑みでうん と答えた






待って可愛いやばい照れるこんなこと言われたら




軽率に惚れる






夜10時、りょうさんが海に連れてきてくれた






「わ〜…夜の海は初めてだ、」




り「綺麗でしょ」




「月の光が反射してすごい綺麗」




り「あ、あそこ座ろ」






車を降り、浜に降りる階段のところに2人で並んで座った






やっぱり夜は涼しいな、少し肌寒い




私が腕をさすったのに気づいたのか、りょうさんが自分の上着をかけてくれた






「ありがとうございます」




り「大丈夫だよ、ごめんねこんなとこ連れてきちゃって」




「いえいえ！綺麗だし、来てよかったです」






すると、りょうさんが真剣な顔をして こっちを見つめてきた

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