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ただの幼なじみ ページ13





私は死ぬほど勉強をした




通学の時、授業中、休み時間、




そして放課後は先生に教えてもらい




家に帰ってからはぐうの家に行き夜中まで勉強した




通学の時はジミンに「お前が勉強してるとこなんてもう見れないかもしれない」と写真を撮られ




休み時間はスヨンに「Aが勉強してるなんて、私感動で泣きそう」とまで言われ




授業中は先生に
「みんな、俺は今幻覚が見えているのだろうか、俺にはあのキムAが勉強してるように見えるのだがみんなはどうか?」




とクラス全員の前でバカにされた挙句「この奇跡のような出来事に拍手!」と謎の拍手喝采を浴びた







みんな人のことを何だと思ってるんだ、ほんとに





ただ勉強しただけでここまで大ごとになる私って逆にすごくない?とまで思った





まあ確かにここまで勉強するのは人生で最初で最後だろうと言える








そしてテストの前日




いつものようにぐうの家で最後の仕上げをした






「ねえぐう、ここってさ……あ、寝てる」





ぐうは疲れたのか机に伏せて顔を私の方に向けて少し口を開けて寝ていた




「フフッ、可愛い」




そういえばぐうは自分の勉強なんか一切してないように見えた




「ごめんねぐう、ほんとにありがとう」




と寝ているぐうに呟いた






そして私も机に伏せてぐうの方を見てみる





やっぱよく見るとかっこいいなー





こんなまじまじと見ることなんてなかったから気づかなかったけど





全てが整っている、まるで彫刻だ





こりゃモテるわな






しばらくぐうの顔を眺めていると





気がつけば無意識に私の手がぐうの顔に触れようとしていた






「ハッッ、私何してんの、」






そして心臓がうるさい、なんなんだこれは





勉強しすぎておかしくなったのか





きっとそうだ





慣れないことをいきなりしたから脳がびっくりしたんだ





早く帰ってまた勉強しよう





「ぐう!ぐう!起きて!ここで寝ちゃ風邪引くよ!」

「んん、」




起きる気配がない、仕方ない





「お、重い、、」




私はぐうの腕を私の肩に回し無理矢理立たせ引っ張るようにしてベッドまで連れて行った




最後の力を振り絞りぐうをベッドに寝かせようとすると





「きゃあ」





勢いで私も倒れてしまいぐうと向かい合う体勢になった

*→←*(JKside)



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かな(プロフ) - あやのんさん» 読んでいただきありがとうございます!続編でもよろしくお願いします...>_<... (2017年4月8日 22時) (レス) id: ad5895fef4 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - みちばたさん» 読んでいただきありがとうございます...>_<...是非続編もよろしくお願いします! (2017年4月8日 22時) (レス) id: ad5895fef4 (このIDを非表示/違反報告)
あやのん(プロフ) - 面白いです^^* 続きも楽しみにしてますね!! (2017年4月7日 12時) (レス) id: 66084f60c6 (このIDを非表示/違反報告)
みちばた(プロフ) - ほんとにこのお話すきです!更新楽しみにしてます(^^) (2017年4月7日 10時) (レス) id: 6aca6a9666 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - れもんさん» 読んでいただきありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです...>_<...更新頑張ります! (2017年4月2日 2時) (レス) id: ad5895fef4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かな | 作成日時:2017年3月13日 18時

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