BTSと書いて猛獣と呼ぼうか シーズン4

＊ ページ8

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JK「あ、ヌナ」









振り返ったぐうちゃまは綺麗な顔でニコッと笑った









「なにしてんの」



JK「海見てんの」



「そっか」



JK「ヌナのこと考えてた」



「え？」



JK「ヌナにどうやって謝ろうって」



「………」



JK「ヌナはもう俺のこと嫌いになったかなとか」



「…ぐうちゃま」



JK「そしたらヌナが来た」



「………」



JK「何で来たの？」



「ぐうちゃまが…」



JK「ん？」



「頭から離れなくて」



JK「……え？」



「会いたくなって」



JK「ヌナ…」



「フッ、何でだと思う？」



JK「何で？」



「私まださっきのこと許してないのに」



JK「………」



「チョンジョングクあいつまじで懲らしめてやるって思ってたのに」



JK「………」



「でもそれ以上に…私ぐうちゃまが好きみたい」









言い終えた瞬間私を勢いよく抱き締めるぐうちゃま









JK「まじで…？」









その声は震えていた









「まじだよ」









私は彼の首に腕を回す









JK「ああ、よかった…まじで嫌われたと思った…」



「嫌いになんかなってない」



JK「…超嬉しい」



「私も嬉しい」



JK「ヌナ好き」



「私も好き」









ぐうちゃまは体を離す









嬉しそうに私を見て笑う彼に私の心臓も高鳴る









(チュッ)









軽く触れるだけのキスを落としたぐうちゃま









「……もう終わり…？」



JK「え？」



「…もう1回…ダメ？」



JK「だから可愛すぎ」



「……っ」









今日私ぐうちゃまと何回キスしてるんだろ









どこか優しいいつものぐうちゃまのキス









ああ、好きだ









胸のドキドキが止まらない









「きゃっ、ちょ、」









ぐうちゃまはゆっくり顔を離すと私を抱っこした









JK「ヌナ、チュー」









そう言って目を瞑って私にキス顔を見せる彼がたまらなく愛おしい









私はただぐうちゃまのサラサラな髪を撫でる









JK「まだ？」



「……」



JK「早く」



「……」



JK「ヌナ？」









私は目を開けようとしたぐうちゃまの唇にチュッとキスをした









JK「初めてだね」



「何が？」



JK「ヌナからキスしたの」



「…そうだね」









何も言わず綺麗な目で私をじっと見るぐうちゃま









「……そんな見ないでよ…///」




JK「ヌナ」




「何…」





JK「まじで好き」

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