BTSと書いて猛獣と呼ぼうか シーズン4

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何でだろう









なぜか涙が止まらない









ただ誤解されたくなくて









私が好きなのはジミンなのに









嫌われたくなかった









「ジミン……ッッ、ゔゔ、」




JM「え！？ヌナ！？」









急に泣き出した私に慌てるジミン









やっぱり私の体は今日おかしい









JM「ヌナ、どうしたの？」









優しい声でそう言いながら私を抱き締めるジミン









「ヒクッ……誤解しないでね……ゔゔ、」




JM「誤解ってなに？」




「ほんとに知らなかったの……テテとは何もない…ヒクッ…私はジミンが好きなのに…」




JM「え？」









突然体を離して私の顔を覗き込むジミン









JM「ヌナ…今なんて？」




「ゔゔ、だから私はジミンが好きだからテテとは何もないって……んっ」









私の言葉を遮るようにくっついたジミンの唇









彼の唇は柔らかい









ホテルの入り口でたくさん人に見られてるなんて考えもしなかった









ただ私は大好きなジミンの唇を受け入れる









顔を離したジミンはたくさんの人に見られてることに気づいて私を連れ去る









「どこいくの」




JM「俺の部屋」









ホテルに戻っていく私達









ニッコリ笑った彼に私はただついて行く









(ガチャン)









(バタン)









部屋に入った瞬間ジミンは勢いよく私を抱きしめる









JM「……もう1回言って」



「何を…？」



JM「好きって、」



「好きだよジミン」



JM「俺も好き、」









私の肩に顎を乗せたままそう呟くジミン









JM「ああ、やべえ、どうしよう、ニヤケ止まらない」




「顔見せて」




JM「いや」




「いいじゃん」




JM「やだ、」





「ジミンチューしよ」





JM「もうヌナ……ああ…なんでそんなこと…」









やっとこっちを向いてくれたジミンの顔は真っ赤だった









「ハハッ、トマトみたい」




JM「………」




「まじで可愛いんだけど、ジミンちゃーん！」









照れるジミンをいじめてみる









JM「ヌナ」




「ん？」




JM「うるさい」




「……んっ、」









そうだ、彼はいつも急に男になる

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