BTSと書いて猛獣と呼ぼうか シーズン4

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JN「A、おはよ。起きて」




「んん、ジン君」









重いまぶたを開ける









朝っぱらから見事なまでにプリンスオーラを放っているこのイケメンは私の彼氏









付き合ってから私の目覚まし時計はジン君だ









JN「起きないの？」



「…起きない」









ってゆうか起きたくない









私にだって起きない理由はある









(チュッ)









JN「まだ起きないの？」



「んふふ、起きない」









ジン君が頭を撫でながらキスをくれるから









こんなの起きるわけがない









今日も私は寝たふりを続ける









JN「起きてるでしょ？」



「起きてない」



JN「ほら起きてる」



「起きてないから早くチュー」



JN「可愛すぎ」









さっきとは違う長いキスに朝からドキドキして死にそうだ









「ジン君」



JN「ん？」



「今日も仕事？」



JN「…うん」



「今日もジャングル？」



JN「ハハ、ジャングルはもう行かないよ」



「じゃあどこ」



JN「日本」



「無理。やだ。行かないで」



JN「俺も無理」









そして私を優しく抱きしめるジン君









ワールドアイドルな私の彼氏は海外遠征が多い











ひどい時は1ヶ月間いない日の方が多い時もある









前クマおじさんにジン君の海外遠征減らせと文句を言いに行った時あっけなく拒否られた









ふんっ、どこの遠距離恋愛カップルだよ









「また私1人？」



JN「ごめんねA、絶対電話する」



「電話やだ。ジン君がいい。」



JN「ああ、やべえ、まじで行きたくない」



「でも行くじゃん」



JN「ごめん」



「ひどい」



JN「(チュッ)」



「そんなチュー１つで許されると思ってんの？もう一回」



JN「(チュッ、チュッ、)」



「……頑張って」



JN「許してくれた？」



「許さないけど頑張って」



JN「すぐ帰ってくる」



「当たり前じゃん」



JN「イートジンの動画見ながら待っててね？」



「あれもう全部見たわバカ」



JN「俺の携帯ででしょ？Aのせいでもう速度制限かかったんだからね？」



「じゃあもうイートジン見ない」



JN「いや、嘘。全然見ていいよ。速度制限なんて全然余裕」



「会いたいよジン君」



JN「A」



「ん？」



JN「好き」

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