BTSと書いて猛獣と呼ぼうか シーズン4

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YG「どうした」









私は私の声に振り返った大好きな彼に抱き着いた









「……ユンギ」



YG「…何だよ急に」



「暑いね」



YG「は？」



「ここハワイだもんね」



YG「何だよ」








.








「好きだよユンギ」









.








YG「……は？」



「……」



YG「お前今何て…」



「もう言わない」









言ってみたはいいけど恥ずかしすぎる









ユンギの顔を直視できない









思わず視線をそらす









YG「こっち見ろ」









するとユンギの両手が私の顔に添えられて上を向かせられた









「……」









何も言わず何秒も見つめ合う私達









YG「言えよ、もう一回」



「………」



YG「A」



「……好き」



YG「フッ、俺も」




「……んっ」









ユンギは私の顔を手で固定したままそっとキスを落とす









知らなかった









好きって気づいた瞬間









ユンギがこんなにカッコよく見えるなんて









好きな人とのキスがこんなにドキドキするなんて









ゆっくりと離れたユンギの顔はは夜でもわかるほど赤かった









「顔赤っ」



YG「見んじゃねえよ…///」









照れるユンギは顔を隠すように私を抱き寄せる









「ねえユンギ」




YG「ん、」




「私死にそう」




YG「何で」




「超幸せ」




YG「いきなり可愛いこと言うんじゃねえよ」




「ふーん、これが可愛いんだ」




YG「今はお前が何しても可愛く見える」




「タコ踊りしても？」




YG「何だそれ可愛すぎんだろ」




「フッ、バカなんじゃないの」




YG「やっとだな」




「何が？」




YG「やっとお前が手に入った」




「……ユンギ…」




YG「どんだけ苦労したか、お前そんないい女でもねえのに」




「かーえろっと」




YG「フハッ、嘘に決まってんだろ」




「ここで冗談言う？普通」




YG「何あいつら全員に好かれてんだよ。ありえねえだろ」




「何？可愛い彼女があの猛獣達に襲われないか心配？」




YG「当たり前だろ、今までも心配だったのに」




「え、そうなの？」




YG「だから言っただろ、他の奴と仲良くすんなって。それを無視してお前は…」




「ハハハ、ごめんごめん」




YG「でももうあいつらに言えるな。お前は俺のだって。チッ、もう指一本触れさせねえよ」

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