とりあえず事情説明から ページ29
トリコ(石取り出して何か言いまくってるー……！？な、なんなんだ！？超音波でも発してんのか？！くそ、ゼブラの奴がいれば……！！)
私もどうにかしようとするがその間に説明が終わったようで持っていた石を袋の中に戻すと、にこやかに笑って背を向けて手を私たちに振った
『ちょっ！！』
トリコ「ちょーーっ！！ちょっと待て！！なんでバイバイになるんだ！？」
私たちは困惑しっぱなしでとりあえずどこか行こうとする初代を引き留める
トリコ「あんたが初代メルクだろ！？オレはあんたに用があって来たんだ！！」
初代メルク「…………」
『ちょ、メルクさん、少し屈んでくれるか？』
必死な私達に止まって何かを言うメルクさん、だが聞こえずにトリコも私も必死に耳を口元に持って行って聞いていると遠くから蠍魔牛が箸いて何かを差し出してきた
トリコ「おわぁ！？なんだ！？戻ってきた？！！？？！」
『？なんだ、これ……』
小さい石は艶ががっていてどんな効果を持つのかわからないが、初代がそれを取って口元に当てた瞬間
初代メルク「あーー……あー…………ってことで、さっき言った通りだ。んじゃ、」
トリコ「いやいやいやーっ！！ちょっとぉ！？さっきは何一つ聞き取れなかったって！！」
『も、もう1度最初から頼む！てかその石は？！』
トリコ「あとこの猛獣は？！聞きてーこと満載だが！？！？」
私たちはサッサと背を向け、蠍魔牛を連れてどこかに行こうとするメルクさんを追いかけ、自己紹介をしながら3人プラス1匹で初代の現在の工場に行くことになった。
トリコ「おぉ…す、すげぇ……！」
『わ、ぁ…でか……』
さっきのところから少し歩くとメルクの所にあった調理用の包丁なんて1つもなく、トリコを軽々と超える大きさの剣や異様に長い刀のようなものまで、様々な大きさ形の刃物が所狭しに並んでいる。
初代メルク「いいじゃろこの石、拡音石と言ってな…ガンセキコンドルの整体から採取できる不思議な石じゃ、周りの音を数倍に拡大して反響してくれる。」
大きな袋を地面に置き、先ほど初めて聞こえた低く穏やかな声聞こええ驚いている私を置いて後ろにいる蠍魔牛を見て軽く触りながら紹介を始める
初代メルク「こいつは蠍魔牛…はるか昔からこの洞窟に棲む希少種…こいつはまだ子供じゃが、すでにこのヘビーホール1の強さ…お主もあのまま戦っていたらかなり持て余したはずじゃ。」
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reetlu(プロフ) - ねこ大好きさん» ねこ大好きさん、コメントありがとうございます！そう言って頂けますととっても嬉しい限りです('∀`)♪頑張って早く更新出来るよう書きますね！！ (2022年6月23日 15時) (
レス) id: 9798949604 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ大好き(プロフ) - 面白くて一気見しました！続きを楽しみに待ってます！ (2022年6月23日 14時) (レス) @page29 id: 4fa39c81d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：reetlu | 作成日時：2022年5月31日 1時
