【短編集】賑やかな彼らと。2

ハニトラ我慢選手権10 ページ10

Aside



り「なに本気でキスしてるのww」

て「俺もしたかった」

「いやしてないからね？w」

と「だって見とっただら？あれ。Aにあんなことされたら我慢出来んやん」

「いや語弊がすごい」

て「俺もしたかったぁ！！」

「ほらそういうこと言うから騒ぐやんこの子」

虫「みなさん、としみつとAはキスなんてしてませんからね、変な噂立てないように」

「やめてねー」

虫「ということで！今回の優勝は？」

「いやまぁ、りょうくんでしょうねw」

り「やったーww」

「めっちゃ棒読みやんw」




てつやがカメラを切ったのを確認してから、としみつが抱きついてきた。



「えーと、？としみつさーん？」

と「Aがあんなことするから俺フルのまんまなんやけど、どうしてくれるん？」

「ねぇ、腰当たっとるから笑」

と「…わざと当ててんだわバカ」

り「としみつ続きするつもり？ばかすぎやんw」

て「俺も！混ぜて！」

「しません」

と「じゃあ俺このまんまにするつもり？痛いんやって！ちゅーしたやん、責任取ってよ、」

て「やっぱちゅーしとるやん！！」

「カメラ回ってる時に言えるかばか！！」

り「男同士ならまだしも」

虫「Aが叩かれるのは目に見えてるもんね」

「そうそう」



やだやだと駄々をこねるとしみつは抱きしめる力を強めて、てつやはちゅーしてってぐずぐずしてるし、今まともなのは虫さんだけやん、って見つめてもお手上げだって返された。



「ねぇ、わがまますぎでしょ君たち」

り「もうカメラ止まったからちゅーしてもいいよね、A、こっち向いて？」

「ばっ！りょうくんまで、しんって！」

て「ずるいずるいぃぃ」

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