【短編集】賑やかな彼らと。2

ケーキ feat. てつや ページ35

Aside


今日は撮影のないある日。そろそろおやつの時間だなぁなんて考えていると、

て「Aー、なんか冷蔵庫の中にあったケーキ今日までだから食べていーよ」


なんとてっちゃんからケーキのお知らせが…！


「え！ケーキ！…でも誰かのじゃないの？」

て「…あー…いいっしょ、どーせりょうかとしみつのだら」

「んふふ、じゃあ食べちゃいますか」


るんるんと軽い足取りで冷蔵庫まで向かいドアを開けると、そこにはショートケーキがあった


「しかもショートケーキやん！！」

て「ほれ、ここに座ってお食べ」


そう言って自分の隣をトントンと示す彼。いつもだったら絶対行かないけど、今日はケーキで気分がいいので行ってあげることにしましょう。

ケーキとフォークを持ってスキップで、てっちゃんの隣へ。


「…あー、ん…え、これやば、」


めっちゃ美味しい！！てかこれ、箱無かったけど、結構有名なとこのケーキじゃない？え？


好きなとこは最後に取っとくタイプの私は大好きないちごをよけてクリームとスポンジを口に運ぶ


口いっぱいにケーキを頬張ってもぐもぐしてたらてっちゃんと目が合う。


て「…あ、クリームついてる」

「ん！どこ？取って取って！」

て「こーこ」ﾁｭ


そう言って私の頬にキスをしたてっちゃん、

油断していた私は不意をつかれて、顔に熱が集まるのが分かった。


て「…ん、Aのクリームうま、」


てっちゃんが言うとなんか卑猥…

そんなこと考えてればニヤッと笑う彼と目が合う、


て「…あ、今変なこと考えたでしょ」

「なっ！ちが、」

て「はいはい」


ーーーーーーー
めっちゃ変なとこで終わるけど(((

こういう日常的な会話あったら楽しそうだねってやつですはい。

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