密室 feat. 東海 ページ14
Aside
『キスしないと出られない部屋』
はぁ?なんだこれ、疲れてんのかな。きっと夢の中。
「A、こんなんあったんだけどw」
夢ではないと、現実に引き戻された。そして隣にいるのは完璧超人のイタリア人りょうくん
状況を理解したのか、面白がっている様子。
「…どうするって言われても、」
り「するしかないよねぇ、きっと」
「……え、」
ぶわっと顔に熱が集まるのがわかった。普段あんなにメンバーに冗談でちゅーしよだとか、下ネタだとか、そんなことばっかり言われてるのに、いざ、となるとどうにも恥ずかしい、
り「…Aはやだ?」
「…いや、やだって言ってたら出れんじゃん、」
り「…まぁそうだけど、俺はAとしてもいいよ」
「…べ、つに、嫌ってわけじゃ、」
別に、嫌という訳では無いのだけれど、恥ずかしいのだ、どうしても。
り「そうなの?じゃあとっとと出ちゃお、それとも、このまんまがいい?」
こいつ、完全に遊んでる。
「早く出よ!////」
て「はいはいwじゃあ失礼しまーす」
そう言って私と距離を詰めて、そっと頬に手を添えた。
ほんとにそーっと、優しく触れられて肩がびくんとはねた。
り「ははっ、びっくりしちゃってんじゃん、かーわい、」
「ちが、……ばか、」
ぷいっと横を見れば、ごめんごめんと笑う彼。
吊り橋効果ってやつなのか、普段と変わらない彼にどきっとしてしまう。
り「…ほんとにいい?しちゃうよ?」
「だ、からいいってば」
恥ずかしいんだからいちいち確認取らないで欲しい、
私が嫌がることはしたくないって思ってくれてるのは嬉しいんだけどね…
り「…ほんとにしちゃうよ?」
小さくうなずけば、ゆっくりと近づく彼の顔。
ドキドキしちゃうから、きゅっと目を閉じると、
ちゅっと短いリップ音が響いた。
それと同時に、がちゃりと鍵が開く音。
り「おー、開いた開いた、ほら、行くよ」
そう言って手を差し出す彼の手を取って立ち上がった。
ドキドキと高鳴る胸は、りょうくんのせいで、しばらく収まらなかった。
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むむむずかししし(((殴
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ひなた(プロフ) - minatoさん» 読んでいただきありがとうございます! 気に入っていただけたなら良かったです!そして、またまたリクエストありがとうございます!応援ありがとうございます!! (2020年3月12日 11時) (レス) id: 963521b567 (このIDを非表示/違反報告)
minato(プロフ) - リクエストありがとうございました!めっちゃ良かったです!できたら次は年上彼女のお話も書いてもらえますか…!人は主様にお任せいたします!引き続き更新ファイトです!応援しております!(名前湊→minatoに変わってますが同一人物ですw) (2020年3月12日 0時) (レス) id: 7809ad9d3c (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - 美夢さん» 過呼吸で各メンバーですか、やれるとこまでやってみます((( あぁ埋まらないでください掘り起こされてください (2020年3月11日 0時) (レス) id: 963521b567 (このIDを非表示/違反報告)
美夢(プロフ) - ひなたさん» も…もしよろしければ各メンバーverとか…あぁもう土埋まってくるので…もしリクエストよろしければ私を掘り出してください(何言ってん私。) (2020年3月11日 0時) (レス) id: 70c1150dfd (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - 美夢さん» 感想まで…!ほんとにありがとうございます! あってたならよかったです! これからも、駄作ですが、お楽しみいただけたら嬉しいです!(そんな!なら私の作品はどうなっちゃうんですか笑) (2020年3月11日 0時) (レス) id: 963521b567 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひなた | 作成日時:2019年12月29日 23時