恋愛力 ページ5
美里「じゃあさ、…小さい声で言うけど…
その人とキスとか、それ以上とか出来る？
その人の子ども産める？」
「え、あ、…そうだよね。
そういうことだよね…」
私は柏木さんの顔を思い浮かべた。
その先…、
そんな想像出来るかー！
「そんな想像出来ないよ。
そういうシュチュエーションにならないと！」
美里「じゃあ、そういうシュチュエーションを
Aちゃんから作るしかないね」
「…う。そんなぁ…」
美里「Aちゃんて、
恋愛のことになると、とことんピュアだね。
その容姿で誘われたら
男は誰でもしてくれると思うよ」
なんてこと言うの、この子は！
美里「一夜から始まる恋もあるよ。
…今度、その人と会う約束してるの？」
「あ、うん。
来週、妹の誕生日パーティーで
エスコートしてもらうんだ」
美里「お金持ちはやっぱり世界が違うね。
パーティーに同伴するって、
世間に知られるじゃん」
「実はね、お互いの父たちが
婚約者候補に考えているみたいなの」
美里「じゃあ、
Aちゃんがその人好きじゃなくても
結局結婚させられるってこと？」
「…そうなると思う」
美里「なら、焦らなくていいんじゃない？
ゆっくりその人を好きになれば」
「美里ちゃんは大学生の彼が
好きだから付き合ったんだよね？
狩谷さんのことはもう好きじゃないの？」
美里「うーん、もちろん
貴也君のことはちゃんと好きだよ。
狩谷さんに関してもちゃんと好きだった、
まだ、ちょっと未練あるけど」
「気持ちって切り替えられるものなんだね」
美里「元々貴也君のこと、気になってはいたの。
かわいいなぁって。
けど、狩谷さんと付き合っていたし、
そういう目では見てなかっただけ」
「そうか、そういうものなのか」
柏木さんが遊び人とか、
あっちがダメだからこっちなんだ、とか
ちょっと思ってたけど、
そうでもないのかも。
美里「あ！Aちゃん！時間！
もう戻らなきゃ！」
そうして女子トークタイムは終わった。
あっという間の、優璃の誕生日パーティー。
柏木さんが迎えにきて、
いつものショップへ。
ドレスに着替え、髪やメイクをしてもらうために
鏡の前に座ると、
スタイリスト
「Aちゃん、本当に良い彼だね。
これ、プレゼントだって！
頭につけておくわね」
そう言って見せられたのは
お花のコサージュの髪飾り。
プレゼントって、…柏木さんが！？
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こちいこ(プロフ) - さかなちゃんさん» いつも応援ありがとうございます！描こうと思ってたストーリーを変えて、思いつきで描いたらちょっと失敗気味ですが、波乱の幕開けとしたいので、もうちょっとハラハラして下さい(笑) (2018年12月16日 21時) (
レス) id: 0b60cb1e95 (このIDを非表示/違反報告)
さかなちゃん(プロフ) - 更新ありがとうございます！2人がくっついて嬉しいんですけどお父さん体調不良でどうなるんだろう･･･？とハラハラみてます。さらに年下くんともどうなるんだろう？続き、楽しみにしてます！ (2018年12月16日 19時) (レス) id: 6abe047d30 (このIDを非表示/違反報告)
こちいこ(プロフ) - さかなちゃんさん» いつもコメントありがとうございます！実は前からこんな展開を描いていて、でもなかなかその内容を出すタイミングが掴めずに非公開にしていたんです。今回、無理矢理公開したので一気に更新となりましたが。新キャラ登場で、話に動きが出るといいなと思っています。 (2018年12月9日 1時) (レス) id: 0b60cb1e95 (このIDを非表示/違反報告)
さかなちゃん(プロフ) - 大量更新ありがとうございます！ライバル出現にビックリです！でも振り回される主人公、可愛いですね。優しいだけじゃなくていろんな顔の祐一が見られそうな展開で楽しみです！ (2018年12月8日 20時) (レス) id: 6abe047d30 (このIDを非表示/違反報告)
こちいこ(プロフ) - さかなちゃんさん» 早速読んでいただけたんですね。ありがとうございます。完全に迷走しています。もうちょっといちゃいちゃさせたいです。頑張ります(笑) (2018年12月6日 18時) (レス) id: 0b60cb1e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こちいこ | 作成日時：2018年11月17日 8時
