ご対面 ページ20
昨日がファーストキスで
今日がセカンドキス？
いや、そんなの数えている場合じゃない。
私、隙がありすぎるのかも。
30分くらい経った頃、満足したのか
ようやく帰ることになった私たち。
自宅に着いた時、
お小遣い程度にお金を渡して
私は車を降りた。
ん？
「何でついてくるのよ？」
荒木「え、Aさんの部屋番号知りたいなーって」
「はい？何を考えてるのよ」
荒木「だって、さっきはラフ絵だし、
今度はもっと詳しいスケッチがしたいっす」
「撮った写真見ながら描けるでしょう」
荒木「いやぁ、やっぱ細かいところは
実物見なきゃっしょ？」
「変な口実付けないでよ」
？「Aさん！！」
急に現れたのは祐一さんで。
「祐一さん？何で…？」
祐一「いや、あの後心配で。
何度も電話したのに出てくれないから、
自宅前で待っていたんですけど…。
彼…は？」
荒木「彼氏っす！！」
「ちょっと変なこと言わないで」
祐一「え、？彼氏？
今日ずっと彼と居たんですか？」
荒木「そうっすよ。デートしてました」
「荒木くん、ややこしくなるから
黙ってて」
祐一「…はは…、僕、自惚れてたのかな。
来週って言ったのは彼とデートするため？」
「え？」
祐一「確かにまだ僕たちは
付き合ってはいなかったですけど、
もう勝手に僕はそんなつもりで…」
「…ご自分は別の女性の方と
デートをされていたのに、
私だけ問い詰めるのですか？
荒木くん、行きましょう」
私は荒木くんの手を引いて
アパートの玄関に入ろうとすると、
パシッ…
祐一「Aさん、誤解してますよ！
今日の彼女は幼馴染なんですよ。
デートじゃなくて、
1人で焼肉に行けないというので
付き合っただけです」
荒木「それ、立派なデートじゃん。
それに、その幼馴染、
絶対あんたのこと、好きでしょ」
「荒木くん、彼は年上なんだから
あんた、なんて言い方は…」
祐一「僕は一切彼女に恋愛感情を持っていません。
たまに、上司の愚痴を聞く為に
ご飯に付き合うくらいで」
「祐一さんがその方をどう思っていようが、
私はまだ責める立場にありません。
でも、正直私も混乱しましたよ。
…言い合いなんてしたくないので、
今日は帰ってください。
来週の約束もちょっと考えたいです」
祐一「…そんな、ちゃんと誤解解きたいし、
彼のことも説明して欲しいです。
僕は本気で貴女が好きなんですから」
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こちいこ(プロフ) - さかなちゃんさん» いつも応援ありがとうございます！描こうと思ってたストーリーを変えて、思いつきで描いたらちょっと失敗気味ですが、波乱の幕開けとしたいので、もうちょっとハラハラして下さい(笑) (2018年12月16日 21時) (
レス) id: 0b60cb1e95 (このIDを非表示/違反報告)
さかなちゃん(プロフ) - 更新ありがとうございます！2人がくっついて嬉しいんですけどお父さん体調不良でどうなるんだろう･･･？とハラハラみてます。さらに年下くんともどうなるんだろう？続き、楽しみにしてます！ (2018年12月16日 19時) (レス) id: 6abe047d30 (このIDを非表示/違反報告)
こちいこ(プロフ) - さかなちゃんさん» いつもコメントありがとうございます！実は前からこんな展開を描いていて、でもなかなかその内容を出すタイミングが掴めずに非公開にしていたんです。今回、無理矢理公開したので一気に更新となりましたが。新キャラ登場で、話に動きが出るといいなと思っています。 (2018年12月9日 1時) (レス) id: 0b60cb1e95 (このIDを非表示/違反報告)
さかなちゃん(プロフ) - 大量更新ありがとうございます！ライバル出現にビックリです！でも振り回される主人公、可愛いですね。優しいだけじゃなくていろんな顔の祐一が見られそうな展開で楽しみです！ (2018年12月8日 20時) (レス) id: 6abe047d30 (このIDを非表示/違反報告)
こちいこ(プロフ) - さかなちゃんさん» 早速読んでいただけたんですね。ありがとうございます。完全に迷走しています。もうちょっといちゃいちゃさせたいです。頑張ります(笑) (2018年12月6日 18時) (レス) id: 0b60cb1e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こちいこ | 作成日時：2018年11月17日 8時
