てんしがさんじゅうきゅうにん ページ45
＊＊＊
とりあえず天使たちを寝室へ運び、適当に子守唄を歌って寝かせておいた。こんな音痴でも寝られるなんて子守唄すげー！！(小並感)
すやすやと寝息を立てる可愛らしい天使たちを目に焼き付け、リビングへ戻る。そこには私が暴れ回ったにも拘らず死んだように眠るぺいんとさんの姿が。先程まではあまり触れなかったがなんでこの人は他人の家の床で寝ているんだろう。白目むいて←ココ重要
『......ぺいんとさん』
pe「...............」
『ぺいんとさん、起きて下さい』
pe「...............」
『......起きろっつってんだろこのクソ刑事が!!!!!!!』
pe「うわあああああああああ何何何?!?!?!」
なかなか起きないぺいんとさんに痺れを切らして耳元で叫んだら文字通り飛び起きてくれた。こんな綺麗に飛び起きた人見るの初めてですよ。感激(感性死亡済)
『おはようございますぺいんとさん、昼間はありがとうございました』
pe「え、ぁ、え...Aさん......？」
『はい、Aですよ。今仕事が終わって帰ってきました』
pe「ぁ、お疲れ様......今何時...って12時?!?!?!?!」
『ちょ、声デカ』
メガホンに負けないくらい大声を出すぺいんとさんを窘めつつ、あーだこーだと昼間の出来事を語る。ぺいんとさんの話を聞く限りちびっこ達はかなり暴れ回ったようだ。ぐっちゃぐちゃになったぺいんとさんの髪がソレを物語っている。なんか......ス〇夫みたいな髪型でちょっとおもr(((
pe「いや〜お互い大変だったんだね、じゃあ」
『そうですね、本当にありがとうございました』
pe「いえいえ！こちらこそ貴重な体験が出来てよかったよ〜！！」
少しばかりのお礼の気持ちで晩御飯(遅い)をご馳走し、ぺいんとさんは帰っていった。静まり返ったリビングの静寂が少し寂しい。
『......これからどうしようかな』
とりあえず明日は体調不良を言い訳に休むつもりなので天使たちと一緒に居られる。でもその後は？水曜からどうする？あの子たち全員を養えるようなお金はない。大きくなったらどうしよう？学校にも通わせてあげないといけないのに。
込み上げる不安を抱えながら、天使たちが眠るベッドで悶々と考え続けた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1250人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
葵斗(別アカ) - この主ちゃん文章の至る所にネタと面白さと尊さがちりばめられてるの好きです、はい(？) (4月15日 7時) (
レス) @page31 id: 8875507bce (このIDを非表示/違反報告)
暁 - てえてえだぜ！！！！！ (8月8日 12時) (レス) @page15 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
28(プロフ) - セエレさん» ありがとうございます〜！！セエレさんのおすすめ欄お邪魔しました😁✨ (5月22日 12時) (レス) id: 4dca6e121a (このIDを非表示/違反報告)
セエレ(プロフ) - おすすめがぐう有能で生きる… (5月22日 2時) (レス) @page16 id: b81e176fb0 (このIDを非表示/違反報告)
28(プロフ) - ふうあさん» ありがとうございます~！！是非完結まで見届けてやってください！！ (5月19日 19時) (レス) id: 4dca6e121a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：28 | 作成日時：2022年7月30日 2時
