てんしがにじゅうろくにん ページ29
＊＊＊
『ちょ、まって、君たち落ち着いて』
机の上を縦横無尽に駆けまわり、机から落ちそうになっている子を支えつつ必死に声をかける。お願いだから暴れないでほしい。私育児経験ないどころかむしろマイナスなの。お願い(懇願)
zm「あ、おかーさん！！おかーさんもいっしょにあしょぼー！！」
rbr「ひっ、いやや、おかーさんたすけてぇ…！！」
いち早く私の存在に気付いたゾムは私と遊びたいのか、世界中の汚染物質を一瞬で浄化できそうなほどの笑みを浮かべる。つまるところかわいいということだ。かわいい。これだけでご飯100杯いける(誇張表現なし)
一方ロボロはゾムと遊ぶのが相当嫌なのか、目尻を濡らして潤んだピンクの大きな瞳をこちらに向けながらふるふると首を振っている。かわいい。髪がサラサラすぎて頭を振るたびに髪が揺れるのマジかわいい。涙目最高(変態)
rbr「もういややぁ…ぞむとなんかあそびたない…！」
『あーゾム、ちょっと今は遊ぶのやめようねー』
zm「なんで…？おかーさん、おれのこときらいなん…？」
グズグズと泣きながら私に擦り寄るロボロをてのひらに乗せ、とりあえずあやすために一旦断ると、潤んだ目でこちらを見つめ眉尻を下げるゾム。くそ。かわいい。私の負けです。大優勝。
『ん”っ…そうじゃなくて、ロボロが嫌がってるからやめてあげよう？ってこと』
zm「あ…おれ、きづかんかった」
『うん、ロボロにごめんなさいしよ？』
zm「ん…ろぼろ、ごめん」
rbr「…ええよ」
はい、目の前で今友情が生まれました。喧嘩を経て互いに成長した二人の間に繋がれた絆は、これから先永遠のものｎ… ???「おねーさん！！」
鈴が転がるような可愛らしい声音に思わず振り返ると、そこには橙色の双眸を爛々と輝かせてこちらを見上げる天使の姿があった。君まだおねーさん呼びなのね。大歓迎です＾＾
ci「おねーさん、なまえなんていうん？」
『私はAって言うんだよ』
ci「A…Aおねーさん…！」
私が名前を教えると嬉しそうに口の中で転がすチーノ。口許を小さな両手で隠しながらうふふ、と笑い、オレンジガーネットをきゅっと細めている。は？かわいすぎだろ(逆ギレ)
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葵斗(別アカ) - この主ちゃん文章の至る所にネタと面白さと尊さがちりばめられてるの好きです、はい(？) (4月15日 7時) (
レス) @page31 id: 8875507bce (このIDを非表示/違反報告)
暁 - てえてえだぜ！！！！！ (8月8日 12時) (レス) @page15 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
28(プロフ) - セエレさん» ありがとうございます〜！！セエレさんのおすすめ欄お邪魔しました😁✨ (5月22日 12時) (レス) id: 4dca6e121a (このIDを非表示/違反報告)
セエレ(プロフ) - おすすめがぐう有能で生きる… (5月22日 2時) (レス) @page16 id: b81e176fb0 (このIDを非表示/違反報告)
28(プロフ) - ふうあさん» ありがとうございます~！！是非完結まで見届けてやってください！！ (5月19日 19時) (レス) id: 4dca6e121a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：28 | 作成日時：2022年7月30日 2時
