【1章】プライド ページ10
sideなし
ブルース「空に浮いてるなら僕の領域だ
雨魔法"黒雨の峻烈"
今度はゼロ距離だ、避けれまいっ！」
貴族の黒雨がAに降り注ぐ
貴「ああ、避ける必要なんてない
天気創成魔法"
黒雨がAに降り注ぐ
が
その前に白い雲らしきものがAを包み込む
ブルース「…は？」
貴「ダメだよ、思考を止めたら君の武器がなくなる
天気創成魔法"白雨の涙"」
Aの魔法を見て一瞬だけ思考を停止する貴族
その一瞬だけだった、黒雨の力が弱まったのは
Aがその一瞬を見逃さなかっただけ
はっきりした声で魔法を唱えるとAを包み込んでいた白い雲から白い雨が吹き荒れる
Aを包み込んでいた雲からだ、360度満遍なく…もちろん黒雨だけじゃなく地上にいる貴族にも白雨は降り注ぐ
ブルース「……っく」
黒雨を降らしていた雨雲が消えると同時に白雨も降り止み、Aも雲から姿を現す
貴「ああ、で、なんだっけ
空に浮いてるなら誰の領域だっけ？」
空に浮かぶAが白雨で傷ついた貴族を見下ろす
挑戦的な笑みを浮かべて
ブルース「……っ…ぼ、僕の領域だっ！！
雨創成魔法"黒雨の十文字槍"」
空に浮かぶAを見上げ諦めの色を見せる貴族
だがそれでも負けじとAに向かっていくように創り出した槍を掴み構える
そんな彼の姿を見てAは本当に楽しそうに笑う
貴「ああ、そうだよな…そうでなくちゃダメだよな
そうでなきゃ、私が魔法騎士団に入る意味はない」
ブルース「貴様のことは知らんっ！
僕は…俺はっ！自分のプライドに欠けて女なんかに負けられない」
貴「向かって来てくれるなら何でもいいさ
全身全霊できなよ、相手してあげる」
Aは楽しそうに笑いながら貴族の前に舞い降りる
ブルース「俺が、下民に…女に負けることはないっ！！」
目の前にAが来た姿を確認し、十文字槍を構えながらAに向かって走る
貴族としてではない、自分が生きて来た中での譲れないプライド…彼がAに挑むのはそれだけ
…たとえ本能でAに勝てないと分かっていても
ブルース「ぁぁぁああああっ！！」
叫びながら巨大な魔力を含んだその槍でA目掛けて突き刺した
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ソラ(プロフ) - コクマさん» そうですね、ベルフェゴールは怠惰を司る七つの大罪の悪魔ですね！ (2020年5月9日 21時) (
レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - ベルフェゴールって確か七つの大罪の怠惰でしたっけ？インターネット昔調べた気がします (2020年5月9日 17時) (レス) id: 89bd0ee39f (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» コメントありがとうございます！やっと少しずつ物語が進んできました( ；∀；) (2020年5月9日 10時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 待ってました。(o・ω・o) (2020年5月8日 22時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» はい、やっと入団決定しました(*^^*)いつもコメントくださりありがとうございます！ (2020年5月7日 19時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラ | 作成日時：2020年5月5日 18時
