【2章】劣勢 ページ43
sideなし
貴("夜霧の軽蔑"で倒せたなんて思っていない
いつ来てもいいように、油断はしないっ)
Aは魔導書［グリモワール］を構えるが
ヒース「剣は魔法を無効化出来ても
やはりオマエ自身はただの人間のようだな」
アスタとヒースがいた場所から不穏な空気を察知しAはアスタの方に視線を向ける
その先には氷で足を滑らされたアスタと魔導書を構えるヒースの姿
ヒース「今度はこちらの番だ…！
氷魔法"天撃氷牙"」
地面から現れた鋭利な氷の牙達がアスタに突き刺さる
貴「アスタっ！！」
ヒース「眠っていろ…永遠にな」
倒れるアスタを横目にヒースは真っ直ぐにノエル達の方に足を進める
貴「行かせるかよっ」
「それはこちらのセリフだ」
「貴方をヒース様の元へは行かせません」
「こちらは三人っ、逃さぬぞ」
ヒースを止めようと魔法を出そうとするAだったが、覆面三人に道を阻まれる
貴(どうする…マグナはもう魔力がないに等しい
ノエルはまだ攻撃が当たるコントロールは身についていない)
覆面達の登場に顔をしかめ、ノエル達の心配をするAだったが覆面達の奥にいる者を目撃して自分の考えを改めた
貴(……ああ、くそ悪いクセだな
入団試験で見たときから分かってたじゃねーか
なんせアイツは……)
Aは笑いながら覆面達を見据える
貴「あんたらこそ
たかが三人で私を倒せるなんて思わないことだな」
.
.
ヒース「とてつもない魔力の魔法だ」
ノエルの発動した魔法近くにきて感心したように言葉を発するヒース
ヒース「だが、人一人分の侵入口を作るぐらいは出来そうだ」
感心したのも束の間、ヒースは水に触れ己の力で凍らせていく
ヒース「25秒と言ったところか…
オマエらは本当に私の時間を奪うのが好きらしい
その代償は大きいぞ…！！」
その現場を目の当たりにする村人たちの表情は絶望へと変わっていく
マグナ(魔力もほとんど残ってねーが…戦うしか
炎と氷…魔法の属性の相性ではオレの方が有利__
だがそれを覆す程の魔力の差__！！)
地面に膝をつき戦おうとするマグナだが
ヒースの魔力に当てられて勝機がないと実感してしまう
マグナ(スミマセン、ヤミさん…恐らくオレは
コイツに…勝て__)
諦めて下を向きかけた…その時__
アスタ「まだだ！！！」
大声で叫ぶ聞き慣れたその声にマグナはハッと顔を上げた
.
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ソラ(プロフ) - コクマさん» そうですね、ベルフェゴールは怠惰を司る七つの大罪の悪魔ですね！ (2020年5月9日 21時) (
レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - ベルフェゴールって確か七つの大罪の怠惰でしたっけ？インターネット昔調べた気がします (2020年5月9日 17時) (レス) id: 89bd0ee39f (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» コメントありがとうございます！やっと少しずつ物語が進んできました( ；∀；) (2020年5月9日 10時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 待ってました。(o・ω・o) (2020年5月8日 22時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» はい、やっと入団決定しました(*^^*)いつもコメントくださりありがとうございます！ (2020年5月7日 19時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラ | 作成日時：2020年5月5日 18時
