【2章】出発 ページ36
side貴方
マグナ「いや、今回の場所はフィンラルのヤローの魔法で行けないトコだから箒で飛んでくぞ」
私はマグナの言葉を聞いて後ろにいる二人の返しが予想できて笑ってしまう
アスタ「オレ箒で飛ぶの出来ないんスけど」
ノエル「私も」
貴「っは、あはははっ」
予想通りの答えすぎて声を出して笑うが、マグナはそんなことなく勢いよく二人に怒鳴った
マグナ「んはァァァ！？マジかオマエらぁ！
何でンな簡単な事が出来ねーんだバカタレーー！」
アスタ「だって魔力が無いですからね！」
マグナ「何で誇らしげ！？」
ノエル「魔力がコントロール出来ないんだから無理に決まってるでしょ。バカね」
マグナ「何でエラそーなの！？」
貴「あはははっ！面白すぎる」
マグナ「テメーはいつまで笑ってんだ！？」
マグナはマイペースな私たちに怒涛のツッコミをかますが、すぐに切り替えてしょうがねーなと笑った
マグナ「しょうがねぇなぁ
オレの愛箒に二人とも乗せてやるよ」
いつのまにか外の扉までたどり着いており、マグナが開けた扉の先には
マグナ「その名も
"クレイジーサイクロン号"」
言葉では表現する事ができないが
マグナらしいセンスが光るそんな大箒が目の前にあった
アスタ「カ、カッケェェ」
マグナ「だろぉ〜！？イカスだろ〜」
貴(……っ、ダメだ笑っちゃいけない)
ノエル「ダサっ！！！」
貴「ぶはっ」
マグナの大箒を見て頑張って笑いを堪えていたのに、ノエルの言葉で盛大に吹き出してしまった
マグナとノエルのダサいかダサく無いか談議がなされているが、私は込み上がるものを抑えるのに必死だ
ノエル「ちょっと、Aの箒はないの？
あるんなら、私そっちにのりたいんだけど」
マグナ「ンだとゴラァ！？
このオレの愛箒に乗せてやろーとしてんのによぉ」
二人の言い争いの火は私の方まで飛んでいたらしく、止まらない笑いを抑えながら二人の方へと視線を向ける
貴「ああ、ごめんなノエル
私そもそも箒なくても飛べるから…くっ、箒もらってこなかったんだよね
他の人たちも…ははっ、いつ他の任務が来るか分からないから借りれないし……っ
マグナの箒に乗せてもらいな」
マグナ「テメー、本当にいつまで笑ってやがるつもりだ」
まあ、そんなこんなでマグナの大箒に二人が乗り、何とか出発する事ができた
マグナの魔力消費量が気になるが…まぁ頑張れ
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ソラ(プロフ) - コクマさん» そうですね、ベルフェゴールは怠惰を司る七つの大罪の悪魔ですね！ (2020年5月9日 21時) (
レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - ベルフェゴールって確か七つの大罪の怠惰でしたっけ？インターネット昔調べた気がします (2020年5月9日 17時) (レス) id: 89bd0ee39f (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» コメントありがとうございます！やっと少しずつ物語が進んできました( ；∀；) (2020年5月9日 10時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 待ってました。(o・ω・o) (2020年5月8日 22時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» はい、やっと入団決定しました(*^^*)いつもコメントくださりありがとうございます！ (2020年5月7日 19時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラ | 作成日時：2020年5月5日 18時
