【1章】銀髪少女 ページ25
sideなし
マグナとアスタが行った洗礼の儀の後は色々と展開が早かった
まず、マグナがこのアジトを案内すると言ってアスタを引き連れて建物へと走っていってしまい
もちろん、同じ新人であるAを置いてっての疾走である
見かねたバネッサが「女は女と行きましょー」と言ってアジトを案内された
が、途中で案内に飽きたらしく「後は自分で回ってー」と広間まで戻ってしまった(きっと、いや絶対に酒を飲むためである)
まあ、そんなわけでAはウロウロとアジト内を散策してた訳である
??「こんな団こっちから願い下げよ」
知らない銀髪の女の子とAを置いてった二人がよく分からない争い現場に遭遇するなんて思いもしない
貴(本当に、この団は…
今日だけでどれだけのイベントを回収してくれる気なんだよ)
呆れを通り越して笑いが湧き上がってくる感情を抑えながらAは銀髪少女の後ろ姿を見送った
__夜
バネッサに案内された自分の個室で寝ていたAだが、夜中にふと目覚める
貴(……あんまし魔法とかの魔力の感知とか苦手な方なんだけどな
誰か魔法の練習でもしてるのか…?)
Aは自分の感じた感覚について考えるが、考えたことにより目が覚めてしまったため外着に着替え散歩することにしたみたいだ
貴(広間から出ようとしたら誰かしらに見つかりそうだな)
今日、自分が入ってきた所(破壊された壁だが)から出ようとするが、人の目を気にし足を止めた
その後にAが視線を向けた先は
貴(まあ、無難に窓からだな…
魔力少量にして…)
窓の蓋に足をかけそのままAは飛び降りた
貴「天気創成魔法"浮雲の自信"」
魔法を詠唱し終わった瞬間
落ちるだけだったAの体がふわりと浮かび上がる。よく見てみるとAの靴が雲のようにフワフワしたモコモコの靴になっている。創成魔法で空を飛べる靴を創りだしたのだろう
浮かびたいところまで飛ぶとAはあたりを見渡した
貴(さてと、魔力感知よりも自分の勘の方が信頼できるっていうのも悲しいけど…多分こっちの方だな)
周りを見渡した後にめぼしいものが見えなかったため、己の勘を信じて飛びたい方へと飛んでいった
貴(うわ、マジか…
目覚めるの遅かったみたいだな…)
飛んでいった先に夕方に見た銀髪少女がいたのだが
Aが近くに行く前に彼女は魔力暴走を起こし水の球体に身を奪われてしまった
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ソラ(プロフ) - コクマさん» そうですね、ベルフェゴールは怠惰を司る七つの大罪の悪魔ですね! (2020年5月9日 21時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - ベルフェゴールって確か七つの大罪の怠惰でしたっけ?インターネット昔調べた気がします (2020年5月9日 17時) (レス) id: 89bd0ee39f (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» コメントありがとうございます!やっと少しずつ物語が進んできました( ;∀;) (2020年5月9日 10時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 待ってました。(o・ω・o) (2020年5月8日 22時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» はい、やっと入団決定しました(*^^*)いつもコメントくださりありがとうございます! (2020年5月7日 19時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ソラ | 作成日時:2020年5月5日 18時