どっぷりメンヘラ系男子

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あ






HN｢うわー…チョンジョングクくんかわいそう…｣




SA｢あんなイケメンを弄ぶなんて…｣





｢は！？｣









あ








そういえばと振り向けば、




ドアから覗いている6つの顔が、生ゴミでも見るような視線をこちらに向けてくる。







あれ、お前さんたちは私の告白が罰ゲームだったという裏事情を知ってるんだよね？




なんだそのまるで第三者ですと言わんばかりの顔は。









ていうか待って。






そもそも私が悪いんだっけ。





よく考えて、みんな。




そもそも論、さ。









あ









｢元はと言えばこんなゲーム提案したヒョヌが悪いんじゃん！｣





HN｢いや、ゲームに負けたお前が悪い｣









あ









ドヤ顔を決め込んでふんすかと鼻を鳴らした私に若干食い気味で放たれた言葉。







くそう、なぜだ。




理不尽なのにぐうの音も出ねぇ。









あ









｢…っ私じゃなかったら君たちの中の誰かが同じ思いをしてたんだぞ！？｣





SA｢それね、考えたんだけどさ。




たぶんないよ。｣









あ









え、はい？











今日の天気は晴れですぐらい(？)あっさりと口にしたソアの言葉に、




私の脳内はハテナいっぱい。









たぶんないって、なんで？





全くよくわからない。







もしソアが負けてたら、ソアは今の私の立場に立たされてたってことだよ？





え、私間違ってないよね？









だけど、理解してないのはどうやらこの中で私一人だけらしい。









あ









｢まさか噂のジョングクくんが、A好きだったなんて思わなかったわー｣




｢しかもけっこうだよな｣




｢えーなんでだろうね。Aのどこがよかったんだろ｣




｢案外趣味悪いよな｣








あ









口々に言ういつメン6人。




何気に最後のほうは純粋な悪口では。









いや、そんなことよりも。








なにやら耳を疑うような言葉が聞こえましたが。




あ

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