どっぷりメンヘラ系男子

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あ






｢なんなのっ…人として終わってるんだけどっ｣







あ








ご自慢のプライドが傷つけられたせいか、




もはや天使とは言い難いような憎しみに満ちた目でチョンジョングクを睨みつけるミスコン先輩。






今にもチョンジョングクを殴りつけようと言わんばかりの迫力に、




見てるこっちがビクビクしてしまう。








一方のチョンジョングクもチョンジョングクで、




まるで鬼のごとく怒り狂ってるように見えんこともないような。






あ




…そんなに腕にまとわりつかれたのが嫌だったのかな。





案外潔癖とか？(そういうことじゃない)









あ









JK｢いいよ、なんとでも言えば？





別にあんたにどう思われてようが、くそほどどうでもいいし。









だけど。








あの人のことを悪く言うなら、俺も黙ってない｣









あ









キッとミスコン先輩を睨むチョンジョングクに、





怯えた目をしたミスコン先輩が、悔しそうにチョンジョングクを置いて玄関へと入っていく。






あ





あ









TH｢いやー、今までで一番すごかったねあれは。






あ、



ジョングクの名誉挽回のために一応言っとくけど、いつもはあんなひどくないからね？｣









｢…なんなの｣









TH｢ん？シカト？｣









あ









なんだよ…。




なんなんだよ。








なに、そんなに怒り剥き出しにして庇ってんの。









あんなのスルーすればいいじゃん。






得意なんでしょそういうの？知らないけど。





あ






そんな必死に、私のこと庇わないでよ。







あ








こみ上げてくる想いに唇を噛んだ私に、




いひひっとテヒョン先輩が笑う。









あ









TH｢どう？これで信じた？｣





あ

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