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セーフ? ページ43

すると急に太刀川さんが話しかけてきた。


太「?荒船ーお前何処行くんだ?」

荒「医務室です。急いでるんで」

風「ああ。悪かったな。行って良いぞ」

荒「はい」


荒船は上手いことその場から立ち去ってくれた。


あ「ありが…と」

荒「喋らないで下さい」


医務室に到着してすぐに手当をして貰う。


あ「うぐっ…かはっ…」

医者「何をしているんですか…こんなに出血して…」

荒「そんなに酷いんすか」

医者「…これじゃあ遠征チームの何人かに来て貰わなきゃまずいな…」

荒「俺、呼んできます!!」

あ「あらふ…」

荒「みんなにばれないように連れてきますから」


荒船は走って会議室へ向かった。
医務室に着くまでに案外時間が掛かった為、太刀川さん達が言っていた3時間は既に経っていた。


荒「すいません。会議中失礼します」

太「荒船?お前どうしたんだ?」

荒「医療チームの方居ますか?」

城「ああ。どうした」

荒「A級隊員でソロでしてる女性が腹から血を出してて…治療するのに人が足りないらしくて…」

忍「A級隊員?その人物の名前は?」

荒「っ…とにかく急いで来て貰わなきゃブラックトリガーになりかねません!!」

太「それなら医療チーム二人くらい行った方がいいだろ」

迅「そうだね」

鬼「それはダメだろう!もしも遠征チームに負傷者がでたらどうするつもりだ!」

迅「怪我しなかったらいいんでしょ?今死にかけてるその子が危ないんだからさ」

太「荒船。二人連れて行け。その女、お前の彼女かなんかだろ?行ってやれよ」

荒「っ…そうですね」


荒船は走って医療チームの二人と部屋を出て行った。


太「荒船にもついに春が…」

冬「…」

出「…まさか」

太「どうした出水」

出「…太刀川さん。A級で…しかもソロで女隊員って誰が思いつきますか?」

太「ん?俺の彼女のA以外は知らないぞ」

風「っ!まさか出水」

出「そうだったらまずいっすよね…」

迅「…」

太「おいおい。俺の彼女が瀕死とか言うんじゃないだろうな」

迅「知ってる?太刀川さん…A級で女隊員でソロって条件…A以外いないんだよ」

太「っ!」

迅「今すぐ行くべきだ太刀川さん!」

風「太刀川ならさっき行ったぞ」


走って向かう太刀川。やっと到着した。外には荒船。


太「荒船!!Aはっ?!」

荒「…中です」


飛び込んだ俺の目には……信じがたい光景が見えた。

再会 太刀川side→←伝えたい



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設定タグ:ワールドトリガー , 太刀川慶 , 迅悠一,嵐山准   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:あかね色 | 作者ホームページ:http://id2.fm-p.jp/653/krbo/  
作成日時:2015年7月28日 20時

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