〈ワールドトリガー〉君の一番

やっぱ好き ページ33

あ「今更顔真っ赤とか」

太「うるさい///」

あ「やーいやーい」

太「静かにしない口はどーこだ？ここか？塞いでやろうか？」

あ「っ///」

太「バーカ…本部だったら監視カメラとかあるだろうししない」

あ「慶ひどいー」

太「じゃあキスしてもいいのか？」

あ「そ、その///」

太「まあ俺はそう言う…」

嵐「太刀川さん！」

太「お、嵐山か。どうした？」

嵐「今から緊急会議らしいです」

太「分かった。A、また後でな」

あ「うん！じゃあ私、誰かと遊んでるから終わったら連絡頂戴！」

太「ああ」


慶と離れて私はぶらぶらと本部を歩く。と、目の前から米屋。


米「あ」

あ「うわっ！」

米「あ、あのー…先日はすんませんでした！！」

あ「…」

米「本当に申し訳ない事したって思ってます…」


いつもの米屋は明るいけど、流石にやっぱ引きずってるらしいな…
まあそりゃそうか…


あ「米屋！」

米「は、はい」

あ「笑ってー」

米「え？」


私は米屋のほっぺたをつまんだ。


あ「ほれほれー」

米「やへてくはさい(止めて下さい」

あ「このくらいは許して貰わなきゃ〜」

米「うううう」

あ「よし、いいよ〜」

米「いてぇ…」

あ「ねー後もう一個」

米「え？まだあるんすか」

あ「カチューシャ取ってみてよー」

米「えー」

あ「それしてくれたら水に流すー」

米「これでいいっすかー？」


カチューシャを外した米屋は前髪が長め。
ふーん…こんな感じなのか〜案外面白いな。カシャッと一枚写メを撮った。


米「ええ？！」

あ「良い物撮れてよかったー」

米「消して下さい！！！」

あ「やーだね」

出「あ、A先輩！！」

あ「お、出水〜」

出「あれ？槍バカ？」

あ「あ、分かるんだ」

出「あ、それより！！太刀川さんが大変なんです！！！」

あ「慶が？何かあったの？」

出「遠征…行けなくなったんです」

あ「は？」

出「実は約束していたレポート…不備があって返却されたんだ…だから遠征が無しになった」

あ「うそ…慶は何処？！」

出「食堂行くって言って…」


私は走って食堂へ。人数はそこまで居なかったからすぐに見つけれた。


あ「慶！！」

太「あ…」

あ「慶…出水から話聞いたよ…遠征外れたって」

太「…ああ」

あ「レポート何処？」

太「これ…大学から送られてきたらしいんだ…忍田さん宛に…」

あ「…は？何処が不備あるわけ？」

太「え…」

あ「どこも変なこと無いよ…しかも大学から送られるなんて変だよ！」

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