・ ページ32
黒side
滝沢「おーーっし、じゃあ今日ここまでで。お疲れ様。」
「お疲れ様です！！」
その声を聞いたのが多分1分前くらい。
Aくんが心配すぎて稽古が終わった瞬間にレッスン室から楽屋までダッシュで戻ってきてしまった。
A「、、、騒がしい。」
目「ええ！起きてんの！？」
あれだけぐったりしていたAくんはソファーに寝転んだままだけど目は覚ましていた。
A「お前でけぇんだから暴れんな。」
深「うぇっ？なんか元気そうになってる？」
佐「お、？まじ？？」
ラ「Aくん死んでない！？！？」
A「おーおーおー、なんかいっぱいいんなそこ。」
俺が振り向くとドアから３つほど頭がのぞいてる状態。
いや、だんご3兄弟じゃん。
あとラウが1番下なの絶対間違いだよ。1番上の佐久間くんめっちゃ背伸びしてんじゃん。
渡「ちょ、お前ら邪魔。楽屋入れ。」
岩「A熱どう？測った？」
だんご3兄弟状態の3人をしょっぴーが散らして、少し遅れて戻ってきた岩本くんが体温計を差し出す。
熱を測ろうとしたAくんが自力で起き上がる。Aくんのお腹あたりに乗ってたスマホが落ちた。
A「、、、」
目「取るのめんどくさいみたいな顔してるね。はい。」
A「うわー、できる男だね目黒。そっちのテーブル置いといて。」
まだ頬の赤らみは消えてないけど、まともな会話もできてるし何より自分で起き上がってたし。
少しは下がってるかなーって思ってたけど差し出された体温計は39.2。いやいや、よくそれでしゃべってるね？
A「まあまあ許容範囲じゃね？」
舘「どこみてそれ言ってんの？」
岩「んー、やっぱ俺運転してA送ってくわ。ってかなんならAの家行っちゃダメ？これ1人じゃきついっしょ？」
A「、、、家はこないで。本当ムリ。」
深「んもぉー、意地張らないでよぉーー。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2152人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みぃ(プロフ) - ドキドキハラハラしながら読ませてもらいました！ 控えめに言ってめっちゃ最高です！続きがあるなら読んでみたいです！！ (8月28日 16時) (
レス) id: d96d0d2565 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はる
| 作成日時：2023年1月28日 11時
