愛され病弱少女は須堂くんの彼女！【学校のカイダン】2

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Aside

退院し、学校にも普通に通えるようになった。



「おはよーみんなっ！」

波留「おー、おはよ！」

南「体調はどう？」

「ばっちりだよーっ！」

夏樹「あんまりはしゃぐなっつの」

「えへへー、だって久しぶりだしっ」



夏樹やみんなと娯楽室に行くと、校長とツバメを囲む記者の人達。


…ああ、新聞社の取材か。




誉田「私が提唱してきた、特別採用プロジェクト。
その特サ枠の生徒会長春菜ツバメが、全校生徒を巻き込んで、生徒主導の学校改革を進めています」

記者「特サ枠の生徒会長が、超名門高校に革命…？面白いですねえ！」

誉田「我が校は生徒の自主性を尊重していますので！」

記者「会長、ひとこと！」



ツバメが急にふられて戸惑いながらも、口を開いた。



ツバメ「これからは…わたし達生徒が自分で考え、楽しみ、…誰もが愛される、夢のある学校にしていきたいです…！」




ツバメのことばに生徒が湧いた。



油森「生徒会も頑張るぞー！」

美森「みーんなでやるよー！」



盛り上がるわたしたちを、後ろで見ていた人物にわたし達は気づかなかった。

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