検索窓
今日:2 hit、昨日:17 hit、合計:43,348 hit

あるあるその5の続き ページ8

「なにを今更…。甘い、物なら、なんでもいいんでしょ」
会えてうれしい。困らせてごめん。
そんな言葉を伝えたいのに、出てきたのはつまらない恨み言だった。
それでも自分の涙声のみっともない声をきいて、彼は慌てたように弁明が返してくれた。
「違うからね!?…とりあえず聞けって」
「ふぁ!?」
両側のほっぺを太郎に手でぎゅっと挟まれ、思わず変な声が出た。
「その、あれは、断るつもりだったからね!受け取ったのは取りあえずというか…あ、いや、信じないかもしれないけど!!」
「うそだ…だって…」
「だから…ああもう!」
「んんッ…」
チュッ、と軽いリップ音がして唇から彼のソレが離れていくのを見て、花子はやっと状況が理解できた。

キスを、されたのだ。

頭に血がのぼっていく感覚がするが、自分では止められない。思わず手で口元をふさぐと、彼の両手に手が当たってそれすらも慌てる要因になる。
「ちょ、太郎……」
「こ、こんなことするのはてめーだけだかんな!」
間近で、自分と同じくらい顔を赤らめた彼と目が合う。
「太郎……」
そんな彼の顔に思わず見とれていると、フワッと体が浮いた。あっと思った時には彼に所謂お姫様抱っこをされていて。
「え、ちょ、太郎…!?」
「さぁて、誤解も解けたしゆっくり食べるとしますか」
「な、なにを……!?」
企んだような笑みに彼女は思わず身体をひきかけたが、もう遅い。抱き上げられた身体はもうどこにも行けなくて。


このあと、保健室で何をしたかは……二人だけの秘密である。


―――――――
こんな感じかなあ。元の文章適当すぎてもうこれ以上どうも出来ないや。でも、だいぶ「まともな文章」にはなったんじゃないですかね。

閑話休題→←あるあるその5:情景描写



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (143 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
51人がお気に入り
設定タグ:あるある , オリジナル , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あすか。 - 凄くいい作品で「…///」とか「〜だよな((ボソッ」とかを見たときはなんとなく萎える。 (2021年6月19日 11時) (レス) id: 187a2e4fa4 (このIDを非表示/違反報告)
意見を肯定する皇帝bot - だから、「本当に」自分の考えで、文章で作った作品が増えてくれる事を願う。 (2019年8月7日 23時) (レス) id: 533caddcff (このIDを非表示/違反報告)
意見を肯定する皇帝bot - せやな(肯定)年齢層の低さからして読み応えがあるのは望めないがこういう意見派の作品は尊敬する。理解が出来ていないと言えないからな…成長すれば文章に触れて理解する人もいるから向上心に期待するしかない…少なからず///を文才アリと褒める人もいるから…。 (2019年8月7日 23時) (レス) id: 533caddcff (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - わお!私がずっと気になっていたところを代弁していただいてとてもスッキリしております笑もちろん、年少者の多いこの占ツクで、クオリティの高いものは望めませんが、突っ込みたくなる部分多いですよね笑 これを見て、少しでも参考にする方が増えることを祈ります笑 (2019年8月6日 2時) (レス) id: 7473417e26 (このIDを非表示/違反報告)
夢魔2号店(プロフ) - りんさん» 誤解を産んでしまったならすみません。この作品自体面白半分で作ってるのでここの文化を不愉快と感じたことは無いです。ただのあるあるじゃつまらんな!って思っただけなので、、 (2019年4月3日 3時) (レス) id: 0fbdc41ce4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夢魔2号店 x他1人 | 作成日時:2018年2月17日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。