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あるあるその4の続き ページ6

今日はバレンタインデー。花子も太郎にチョコレートを渡そうと思い、放課後に教室を飛び出した。
しかし。
「太郎くん、あの、これ……」
「あ、ありがとう」
中庭で話している彼と真っ赤な顔でチョコを差し出している知らない女の子を見て足が固まる。太郎は嬉しそうな顔をして笑っていて。
その顔を見て私じゃなくてもいいんだ、と思ってしまった。

胸が酷く痛かった。

ダッ、とその場所から背を向けて花子は走り出した。
「え、あ、ちょッ、花子…!?」
後ろから彼の声が聞こえた気がしたが、今はそれも聞きたくなかった。


「花子!!」
後ろからぎゅっと抱きしめられた。太郎の匂いがして思わず涙が出てくる。
「なにを今更…。甘い、物なら、なんでもいいんでしょ」
涙声で花子が告げると、慌てたような弁明が返ってくる。
「違うからね!?とりあえず聞けって」
「ふぇ…?」
両側のほっぺを太郎に手でぎゅっと挟まれ、思わず変な声が出た。
「その、あれは断るつもりだったからね!」
「うそだ…だって…」
「だから…ああもう!」
「んんッ…」

唇を塞がれた。

チュッ、と軽いリップ音がして唇から彼のソレが離れていくのを見て、花子はやっと状況が理解できた。頭に血がのぼっていく感覚がするが、自分では止められない。
「ちょ、太郎……」
「こんなことするのはてめーだけだかんな!」
間近で、自分と同じくらい顔を赤らめた彼と目が合う。
「太郎……」
そんな彼の顔に思わず見とれていると、いきなりお姫様抱っこをされた。
「え、ちょ、太郎…!?」
「さぁて、誤解も解けたしゆっくり食べるとしますか」
「な、なにを……!?」
企んだような笑みに彼女は思わず身体をひきかけたが、もう遅い。抱き上げられた身体はもうどこにも行けなくて。


このあと、保健室で何をしたかは……二人だけの秘密。

―――――――

どうだ!どんどん改善していってると思うよ私は!!

ついでに少し口語っぽかった地の文も訂正しています。語り口調だとついつい抜かしてしまう一文字に気を付けるのがいいんじゃないかなあ(よくわからない)

あとは数字の変換に気を付けたり。統一感を出す感じで。

あるあるその5:情景描写→←あるあるその4:そもそも



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あすか。 - 凄くいい作品で「…///」とか「〜だよな((ボソッ」とかを見たときはなんとなく萎える。 (2021年6月19日 11時) (レス) id: 187a2e4fa4 (このIDを非表示/違反報告)
意見を肯定する皇帝bot - だから、「本当に」自分の考えで、文章で作った作品が増えてくれる事を願う。 (2019年8月7日 23時) (レス) id: 533caddcff (このIDを非表示/違反報告)
意見を肯定する皇帝bot - せやな(肯定)年齢層の低さからして読み応えがあるのは望めないがこういう意見派の作品は尊敬する。理解が出来ていないと言えないからな…成長すれば文章に触れて理解する人もいるから向上心に期待するしかない…少なからず///を文才アリと褒める人もいるから…。 (2019年8月7日 23時) (レス) id: 533caddcff (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - わお!私がずっと気になっていたところを代弁していただいてとてもスッキリしております笑もちろん、年少者の多いこの占ツクで、クオリティの高いものは望めませんが、突っ込みたくなる部分多いですよね笑 これを見て、少しでも参考にする方が増えることを祈ります笑 (2019年8月6日 2時) (レス) id: 7473417e26 (このIDを非表示/違反報告)
夢魔2号店(プロフ) - りんさん» 誤解を産んでしまったならすみません。この作品自体面白半分で作ってるのでここの文化を不愉快と感じたことは無いです。ただのあるあるじゃつまらんな!って思っただけなので、、 (2019年4月3日 3時) (レス) id: 0fbdc41ce4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢魔2号店 x他1人 | 作成日時:2018年2月17日 22時

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