【リボーン】俺は、「死」ってもんに興味があるだけなんだよ。Second (ページ1)

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§ごまかしツナside§ ページ1

朝、学校に行く前にリボーンから話が合った。
A君がリボーンの名前を知っていたのと、銃を突きつけたら屋上から飛び降りて逃げたこと
(銃を突きつけたのはどうかと思う)。
だから昨日すごく早くに学校を早退したんだ、と思った。

「その、リボーンからA君がリボーンの名前を知ってたって・・・」

そう言うと、A君が少し困ったように首の後ろをかいた。
・・・これは、Aくんがウソをつくときの癖だ。

「・・・ウソ偽りなく、答えてほしいんだ」

今度は少し驚いたようにこっちを見てから、
また、ヘラッと笑って答えた。

『・・・ツナ君、自分でも気がついてなかったの？時々、リボーン君の事言ってたよ。赤ん坊が家にいるって。』

結局誤魔化したように、本当にありそうなことを言った。
でも、これは絶対にウソだ。だって俺は、言わないようにしてきた。骸たちの戦いのこともあって、これ以上友達を巻き込みたくなかったから。
でもそういったって、きっとAくんはウソをついて、また誤魔化す。
ここ一週間くらいA君と過ごして、A君はウソをつくのがすごく上手いことが分かった。先生に怒られそうになった時も、それでひらりとかわして何事もなかったように笑っていたから。

そのあとも屋上から逃げたこととかを聞いても、またありそうなことを言って逃げてしまう。
リボーンにもそう伝える、といって、釈然としないまま理科室を出ようとすると、

『ツナ君あのさ、』

「え？」

『俺、めちゃくちゃ怪しいかもしれないけどさ、・・・マフィアとか、そういうのじゃないから。・・・クラスメイトとか友達に手を出す気とかもないから。』

そういったA君の手は、首の後ろに回ってなかった。
俺は、どこかで「もしかしたらA君のことを友達だと思っているのは、俺だけかもそれない」と思っていた。
でもそれは違くて、
A君は俺たちのことを、「ちゃんと友達だ」って、言ってくれた。
その言葉に、少し救われたような気がした。

「！・・・うん、ありがとう」

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続編きたぜー。

指疲れた・・・；；
つぎからは・・・つぎからは、ちゃんと、リング編はいろうと、思います・・・！