ウジオッパはヒーロー ページ14
デビューしたてのとき
今とは違う事務所の女性のスタッフさんが専属担当だった。
「多分嫌がらせされてるかも。」
事の始まりはユナの一言からだったと思う。
練習着がハサミで切られたり、文句を言われたり
物が無くなったり、集合時間を伝えられなかったり嫌がらせがあったのだ。
「あの女性のスタッフさんだよね？俺たちにベタベタくっついてきてたし。クラみたいに強そうな女の子じゃなくて、ユナみたいにか弱い女の子に嫌がらせするのは最悪だね！ユナ、ずっと一緒にいてあげる！そしたら嫌がらせなんて出来ないじゃん、ね？」
「やー、それはミンギュがユナと一緒にいたいだけだろ〜笑」
「違いますよ、ジョンハニヒョン〜」
「でも、いい案かもしれないね。みんなでユナを守ろう」
リーダーの言葉にみんなユナを守ろうと一致団結していた。
もちろんユナだけじゃなく私にも嫌がらせがあったが、ミンギュの何気ない一言で私は言いづらくなってしまったのだ。
「やー、キムミンギュ。私もか弱い女の子ですーーーーー」
「クラは怒って嫌がらせしてる相手倒しちゃいそうだけどね」
「ジュンオッパまでそんな事言うの〜、ひどーい」
「ごめんごめん笑」
「ユナ。大丈夫だよ。私が守ってあげる」
「ありがとうクラ。心強いよ」
それから何日も私への嫌がらせは収まらなかったが、ユナへの嫌がらせはパタリと無くなった。きっと、メンバーみんながユナを守ったからだろう。
「お前は、嫌がらせ受けてないんだよな？」
「どうしたのウジオッパ。受けてないよ。」
「あっそ。ならいい」
笑って答えるけど、
本当は、笑いたくなくて。
助けてって言いたくて。でも、ユナを守っているみんなを見ると言えなくて。
そんなある日、みんなと帰る時間がずれてしまった私は事務所を出ようとしたとき、あの女性スタッフさんにハマられ、狭い倉庫のような部屋に閉じ込められてしまったのだ。
暗くて狭い部屋が苦手な私は
すごく怖くて、泣きじゃくった。
しばらくするとドアから光が見えて、
「これが嫌がらせじゃなかったら何なんだよ」
昔も今も変わらない難しい顔したウジオッパが立っていた。
私は大泣きしながらウジオッパに抱きつき、ウジオッパはあの綺麗な手で私の頭をたくさん撫でてくれた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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ラッキーカラー
あずきいろ
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タルタリ(プロフ) - よつばさん» SEVENTEENは個性バラバラでどこを選んでも間違いないので迷いますよね〜(TT)ジュンとスンチョルという意見が割と多めな気がします^_^コメントありがとうございます！参考にさせて頂きますね(^^) (2020年8月16日 22時) (
レス) id: 2393545377 (このIDを非表示/違反報告)
よつば(プロフ) - 私はクプスさん、じゅんぴ、ディノちゃん推しです！ (2020年8月16日 22時) (レス) id: 74e5aa9bec (このIDを非表示/違反報告)
タルタリ(プロフ) - にょ。さん» ドギョムいいですよね(TT)今後ドギョムの切ない話なんか書けたらいいなぁなんて思ってます！教えてくれてありがとうございます〜^_^ (2020年8月14日 21時) (レス) id: 2393545377 (このIDを非表示/違反報告)
にょ。 - 私はドギョムペンです!!!背後にほしじゅんいますけど、笑デビューから変わらず好きなのはドギョムくんです!!!もうドギョムくんしか勝たんです、笑 (2020年8月14日 20時) (レス) id: 29224f56f6 (このIDを非表示/違反報告)
タルタリ(プロフ) - Uniさん» 更新楽しみにしてくれてウジくん良いですよね〜^ ^この話を誰を主にメインにしようかと考えたときすぐウジが浮かびました^_^続編もよろしくお願いします！ (2020年8月14日 7時) (レス) id: 2393545377 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タルタリ
| 作成日時：2020年8月9日 1時
