只今高嶺の花に恋わずらい中です【竈門炭治郎】

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「いってぇ……何すんだよ１年！！」



気づけば、炭治郎くんが元カレを殴り倒していた。

元カレは尻餅をつき、殴られた頬を押さえている。





炭「気安く先輩に触れるな」



「……炭治郎くん…！」


「っ……ふざけんなこの……！！」ﾄﾞｺﾞｯ


炭「……触るなって何回言えばわかるんだ、この
わからず屋」


炭治郎くんからは、凄く怒っている感じがした。




すると、彼奴…元カレは顔を青くして
その場から去った。




炭「…………いきましょう、送ります。
家教えてください」


ｸﾞｲｯ

「え……、ちょ、炭治郎くん⁈」



炭治郎くんは私の手を引いてこちらを見向きもせずに
私の前を歩く。





私……何かしたかな。




すると、いきなりこちらを向き、質問してきた。

炭「……何してたんですか、校門前
なんかにひとりで」


「え……？いや、あのね今日炭治郎くんと帰りたくてさ……それで待とうとs…」




したの。



そう言おうとした瞬間、肩を掴まれた。

私の肩を掴む手は小刻みに震えている。



炭「ば………！」

「え、炭治郎くん今なんて……」

炭「っ……A先輩の馬鹿…………！」



私は驚愕した。



炭治郎くんが、私を見つめながら泣くのだから。

炭「俺が来てなかったらどうなってたか……！！」




もしかして、心配してくれたの……？

炭「…お、れ、先輩が傷つくとか……嫌ですよ…！！」





炭治郎くんは瞬時に私に抱きついた。

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