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小峠は爽やかな好青年のような顔をしてAに近付いた。
小峠「こんにちはお嬢さん、中学生かな?こんなところで一人でどうしたの?」
「え、あの友達がトイレに行ったので待ってるだけです…。」
(なんだろ?この人…なんか雰囲気が普通じゃない…)
小峠「そっか良かった、迷子かと思って心配で…。いらない心配だったね。ここらじゃ見ない制服だね。」
「あ、はい…。黒焉街の〇〇中から社会科見学で来てますので…」
小峠「あぁ、そうなんだ。実は僕、こういうものなんだけど…君、女優に興味ない?」
そう言うと小峠は名刺を差し出した。
「空龍プロダクション…?!」
その名前はAにも聞き覚えがあった。空龍街に位置する事務所で数多くの女優を手掛ける有名事務所だ。
そこに数名の天羽組の息のかかった女優が紛れている事は一部の業界の者しか知らない。
小峠「受けてもらえるなら、君さえ良ければこのまま僕がマネージャーをやることになるんだけど…どうかな?」
小峠(少々良心は痛むが年頃の女の子はこういうものにはすぐに飛びつく。話だけでもとなれば合法的に事務所に連れていけるか連絡をくれるだろう…。あの親っさんが欲しがる人材だ!なんとしてでも…!)
「女優…」
小峠(よしよし、この辺は年頃の子供だ…!押せばいけそうだな…!)
そう思った小峠が更に口を開こうとした次の瞬間
田村「おっバス来てんじゃん」
鈴木「あ!あんた達どこ行ってたわけ!?」
小峠(げ)
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ひなえ(プロフ) - 黄昏さん» 読んでいただき、ありがとうございます!亀更新ですがこれからもよろしくお願いします。 (2022年7月6日 14時) (レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
黄昏 - 初めまして、「私、気が付いたら極道でした」を読ませて頂きました。とても、面白くて続編を楽しみにお待ちしております。 (2022年7月6日 3時) (レス) @page26 id: 7ec4680236 (このIDを非表示/違反報告)
みたぞの(プロフ) - オリ/フラ立ってますよ!!続編作ってもフラグのチェックが入ってしまいます!!確認して外して下さいね!! (2022年6月29日 22時) (レス) id: 5dcad8042f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひなえ | 作成日時:2022年6月29日 18時